健美家、2017年の京浜東北線沿線駅別アパート投資利回りの平均を公表

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不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」を運営する健美家株式会社は3月20日、2017年に同サイトに登録された新規物件を集計した「京浜東北線沿線駅別アパート投資利回りの平均」の調査結果を公表した。東京都心部周辺の駅はランク外となり、29駅でのランキングとなった。

京浜東北線沿線(根岸線も含む)投資アパート利回りランキング2017年

調査結果によると、ランキング上位の10駅中、8駅を神奈川県横浜市の駅が占めた。築古で駅から徒歩10分以上の物件が多かったことが影響したとみられる。8位の「本郷台駅」は登録アパートの大多数が利回り8%台のある特定の新築物件であり、平均築年数1.1年と極端に築浅だったことがランクインに影響した。

京浜東北線沿線(根岸線も含む)投資アパート利回りランキング2017年

19位から29位までの駅は利回りは5~6%台の埼玉・東京の駅が多くを占めた。築年数の浅さと徒歩分数の短さの掛け合わせが利回りだけでなく価格にも影響しており、1億円以上の物件も目立った。

利回り5.55%で29位であった「東十条駅」は14位の「赤羽駅」と「王子駅」の間に位置する駅だ。「赤羽駅」はメディアで取り上げられる機会が多く投資目線でも注目されている。また「王子駅」は京浜東北線の他にも、東京に残る唯一の都電である都電荒川線と東京メトロ南北線が通っており交通利便性が高いほか、徒歩圏内には再開発が進む埼京線の「十条駅」もある。このように注目の駅に隣接していることと築年数がそれほど古くなく平均徒歩分数が3分と沿線内で最も駅近となったことが利回りに影響したとみられる。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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