ソーシャルメディアやアプリ関連事業を行う株式会社ガイアックスとTISインテックグループの株式会社ネクスウェイは今月5日、APIサービス連携を今夏に行うことを発表した。
具体的には、KYC(Know Your Customer:顧客の身元確認作業)をオンラインで業務代行するガイアックスのAPI「TRUST DOCK」と、本人確認通知の発送や配達データの取得を自動化するネクスウェイのAPI「本人確認・発送追跡サービス」が連携し、Fintech事業におけるKYCプロセスをスムーズにするという。
このAPI連携が始まれば、内部に専用システムや業務体制を構築することなく、迅速なKYCの委託が可能になる。不動産特定共同事業者や資金移動業者といったFinTech(フィンテック)事業者が安全・迅速に利用できるサービスとなることから、同連携の実現に期待が高まる。
【参照サイト】ガイアックスとネクスウェイ、犯罪収益移転防止法に準拠したKYC/本人確認業務の一連のプロセスにおける API 連携を 2018年夏に開始
The following two tabs change content below.
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチームは、Web3やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、Web3に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。
最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム (全て見る)
- Talent Protocol、Base Ecosystem Fundから戦略的投資を獲得 Web3人材エコシステムを強化へ - 2024年11月19日
- Powerledger、Solanaとの統合完了で持続可能なエネルギー取引の革新を加速 - 2024年11月19日
- PlastiksとColiba、西アフリカでプラスチックリサイクルを強化へ - 2024年11月19日
- DevvStream、米国最大級の炭素隔離施設の50%株式取得 – 環境保全と経済成長の融合を目指す - 2024年10月21日
- SolarWise、VeChainでソーラーパネル所有権をNFT化 – 小規模投資家に新たな投資機会 - 2024年10月18日