プロパティエージェントの不動産投資の評判は?メリット・デメリットも解説

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都心で新築マンション投資を考えている方の中には、「どの会社を選んでいいか分からない」と感じている方や、「マンション投資会社から電話をもらったが、他の会社についても詳しく知りたい」とお悩みの方も少なくないのではないでしょうか。

プロパティエージェントは、都心で投資用の新築マンションを供給している、代表的な会社の1社です。東証プライム上場グループ企業でもあるため、社名やマンションブランドを耳にしたことがあるという方もいるでしょう。

この記事では、プロパティエージェントで不動産投資を始めるメリットやデメリット、実際の評判や口コミについてご紹介します。マンション投資をどの不動産会社で始めればいいかと悩んでいる方は、参考にしてみてください。

目次

  1. プロパティエージェントの概要
    1-1.プロパティエージェントの「クレイシアシリーズ」
  2. プロパティエージェントで不動産投資を始めるメリット
    2-1.提携金融機関が豊富なので有利な条件で融資を受けやすい
    2-2.購入後の賃貸管理を任せられる
    2-3.家賃の滞納率は1.0%未満
    2-4.確定申告のサポートや税理士の紹介も
    2-5.物件の相続・売却相談ができる
    2-6.初心者向けセミナーが定期開催されている
  3. プロパティエージェントで不動産投資を始めるデメリット・注意点
    3-1.物件価格が高めで、月々の手残り金も少なくなることが多い
    3-2.リノベーションを自由にできない
    3-3.営業マンからの勧誘電話がある
  4. プロパティエージェントの評判・概要
  5. まとめ

1.プロパティエージェントの概要

プロパティエージェントのマンション投資

運営会社名 プロパティエージェント株式会社
本社所在地 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー41F
設立 2004年
代表取締役 中西 聖
資本金 6億1,873万円(2024年6月時点)
売上高 372億円(2023年3月期)
主要エリア 東京都23区・横浜
入居率 99.65%(2024年5月末時点)

プロパティエージェントは東証プライム上場のミガロホールディングスを親会社にもつマンション投資会社で、東京23区・横浜エリアに集中したマンション開発を行っています。また、上場グループ企業としての信用力があり、用地仕入れでの優位性があることや、提携金融機関も10社以上あるなどの特徴があります。

1-1.プロパティエージェントの「クレイシアシリーズ」

プロパティエージェントの入居率は99.59%(2024年1月末時点)と高い水準です。その要因として、マンションブランド「クレイシア」シリーズにおいて、都心の利便性の良い立地を厳選していることや、物件の入居者像やコンセプトを明確にしてから企画・開発を進めている点などが挙げられます。

たとえば、土地の仕入れの場合、「資産性」×「収益性」×「変動率」の三軸から捉えたデータをもとに、50項目におよぶプロパティエージェント独自の条件をクリアした用地(主に東京23区内、神奈川一部)のみを仕入れて企画・開発されています。

こうした立地へのこだわりなどを背景に、クレイシアシリーズは金融機関からの担保評価も高く、フルローンや金利1%台での融資実績があります。

2.プロパティエージェントで不動産投資を始めるメリット

プロパティエージェントは、2018年に行われた投資用マンションオーナー3,000人に対して行われた調査では、3年連続で顧客満足度・第1位(アイ・エヌ・ジー・ドットコム 調べ)を獲得しています。以下では、この満足度の要因について詳しく見ていきたいと思います。

2-1.提携金融機関が豊富なので有利な条件で融資を受けやすい

プロパティエージェントは立地・デザイン性・機能性の面で品質が高く、提携先の金融機関も多いため、頭金や金利、借入期間などマンション購入時の融資条件においてメリットがあります。

プロパティエージェントの提携金融機関(2020年1月時点)

  1. イオン住宅ローンサービス
  2. オリックス銀行
  3. 関西アーバン銀行
  4. クレディセゾン
  5. ジャックス
  6. ダイヤモンドアセットファイナンス
  7. 東京スター銀行
  8. みずほ銀行
  9. 楽天銀行
  10. リコーリース

2-2.購入後の賃貸管理を任せられる

プロパティエージェントでは、マンション購入後の建物管理、賃貸管理をすべて任せることが出来ます。

通常、中古マンションなどを購入すると管理会社を自分で探し管理を委託しなければなりません。委託した管理会社が集客力の弱い会社だった場合、入居率の低下につながることもあります。

購入から管理までワンストップで任せることができるという点は、不動産投資初心者の方や日中は本業が忙しいといった方には大きなメリットとなります。

2-3.家賃の滞納率は0.2%未満

所有しているマンションで家賃滞納が起きると、家賃収入が減り、入居中にも関わらず空室と同じような状況となってしまいます。滞納が長期化すると、その間あらたな入居者も募集できません。また、改善の余地が無い場合には、最終的には訴訟・強制執行により退去を求める事になる可能性があります。

このように、家賃滞納は多くのマンションオーナーにとって起きて欲しくない出来事ですが、プロパティエージェントの2023年の家賃滞納率は0.2%未満と非常に低い水準を保っています。これは、入居者の審査を厳格に行い、家賃滞納リスクを未然に防いでいるためです。

プロパティエージェントの滞納率の実績

  • 2023年1月 滞納率0.08%
  • 2023年2月 滞納率0.08%
  • 2023年3月 滞納率0.10%
  • 2023年4月 滞納率0.05%
  • 2023年5月 滞納率0.14%
  • 2023年6月 滞納率0.07%
  • 2023年7月 滞納率0.05%
  • 2023年8月 滞納率0.07%
  • 2023年9月 滞納率0.09%
  • 2023年10月 滞納率0.09%
  • 2023年11月 滞納率0.11%
  • 2023年12月 滞納率0.11%

2-4.確定申告のサポートや税理士の紹介をしてもらえる

給与所得以外に20万円超の所得がある、マンション投資で発生した所得が20万円を超えている場合は、確定申告の義務対象となります。確定申告は作成の手間も多く、10種類以上の必要書類を集めて税務署に提出しなければなりません。

プロパティエージェントでは確定申告のサポート、確定申告の作成を依頼できる税理士の紹介を行っています。税務面などでもサポートが受けられるため、初心者でも負担を感じずに取り組みやすくなっています。

2-5.物件の相続・売却相談ができる

プロパティエージェントでは、マンションの相続・売却の相談をすることも可能です。投資用マンションの販売・管理だけでなく、不動産の売買仲介、投資不動産の買取・買替についても専門の窓口があり、相談者のライフステージに合わせた提案を受けることが出来ます。

不動産投資において、マンション販売会社、管理会社、売却仲介会社がそれぞれ異なるケースも少なくありません。1社で購入から売却までサポートしてもらえるのは、プロパティエージェントのメリットといえるでしょう。

2-6.初心者向けセミナーが定期開催されている

プロパティエージェントでは、幅広い知識レベルに合わせた「オンラインセミナー」を定期開催しています。

セミナーでは、「不動産投資の基礎知識」「不動産投資のリスクとは?」といった基本的な内容から「不動産投資のメリットとリスク」「投資用物件の見方・選び方」「購入前のチェックポイント」「売却時の戦略」など踏み込んだ内容まで、多岐にわたるトピックについて解説しています。

セミナー限定物件の紹介もあるため、初心者の方や具体的な物件を見てみたいという方は参加を検討されてみると良いでしょう。

3.プロパティエージェントで不動産投資を始めるデメリット・注意点

ここまでプロパティエージェントのメリットをご紹介してきました。次にデメリットも確認しておきましょう。

3-1.物件価格が高めで、月々の手残り金も少なくなることが多い

マンション投資では、購入時に利用した金融機関のローンを家賃収入で相殺し、手残り金を得ることができます。しかし、プロパティエージェントの投資用マンションは、将来的に賃貸需要が見込まれるアクセスの良い立地に建設されているため物件価格が高く、利回りは低くなっています。結果として、融資を受けて始める場合に手残り金が少なくなる傾向があります。

立地にこだわり高い入居率を保つことで安定した賃料収入(インカムゲイン)を優先している結果と言えますが、月々の手残り金を優先したい方にとってはデメリットと言えるでしょう。

3-2.リノベーションを自由にできない

プロパティエージェントのような区分マンション投資では、マンションごとにリノベーションや修繕で禁止されている細かい決まりがあります。ルール範囲外のリノベーションはできないため、オーナーの意向で自由に室内を変更できない点もデメリットになります。

これはマンションのブランドイメージを保ち、入居率に影響を及ぼさないためでもありますが、自由度の高い不動産投資を検討している際にはデメリットと言えるでしょう。

3-3.営業マンからの勧誘電話がある

資料請求をしたり、セミナーに参加したりすると、登録した電話番号あてにプロパティエージェントの営業マンから勧誘電話があります。勧誘電話を受け取りたくない、断りにくいという方にとってはデメリットとなります。

しかし、営業電話を受け取りたくない方向けにプロパティエージェントの営業電話停止フォームが開設されています。また電話での停止申し込みも可能です。営業電話を受け取りたくない、という方は停止フォームを利用すると良いでしょう。

4.プロパティエージェントの評判・口コミ

実際にプロパティエージェントを利用した方の口コミ・評判についてもご紹介します。

  • 「営業マンはとても熱心だったし、情熱があった」
  • 「軽い感じの営業マンから営業電話がかかって来たことがある」
  • 「紹介してもらったのが、住んだことのあるエリアの駅近優良物件だった」
  • 「保有物件の売却の相談をしたところ、売却先探しなど親身になって動いてもらった」
  • 「セミナーでは、不動産投資のリスクについても理解できた」
  • 「セミナーで他のオーナーの事例も知ることができた」

※個人の感想です。詳細や最新情報はプロパティエージェントのウェブサイトでご確認下さい。

6.まとめ

プロパティエージェントは、立地にこだわったマンション開発を行っている不動産投資会社です。しかし、あくまでも投資である以上、リスクがないわけではありません。立地にこだわっている分、利回りが低く手残り金が少ないというデメリットもあります。

この記事を参考に、プロパティエージェントの利用や不動産投資の検討などを進めてみて下さい。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チームは、不動産投資や金融知識が豊富なメンバーが不動産投資の基礎知識からローン融資のポイント、他の投資手法との客観的な比較などを初心者向けにわかりやすく解説しています。/未来がもっと楽しみになる金融メディア「HEDGE GUIDE」