ポイント投資に使えるクレジットカードは?おすすめ6枚を比較

最近は、クレジットカードなどの利用で貯まった共通ポイントを投資できる「ポイント投資」というサービスが提供されています。ポイント投資を行いたい場合は、できるだけポイントが貯まりやすいクレジットカードを選択することが重要です。そこで今回は、ポイント投資に便利なクレジットカードを6つ紹介したいと思います。

※記事中の情報はすべて2021年1月18日時点のものです。最新情報はご自身にてご確認をお願い致します。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. ポイント投資とは
    1-1.ポイント投資とポイント運用の違いとは
  2. ポイント投資に役立つクレジットカード6選
    2-1.楽天カード
    2-2.クレジット機能付きTカード
    2-3.dカード
    2-4.MATSUI SECURITIES CARD(松井証券カード)
    2-5.セゾンカード
    2-6.エポスカード
  3. まとめ

1.ポイント投資とは

ポイント投資というのは、さまざまな共通ポイントを使って投資ができるサービスのことをいいます。例えば、Tポイントや楽天ポイント、dポイントなどのような馴染みのあるポイントを、現金と同様の扱いでそのまま投資することができます。

1-1.ポイント投資とポイント運用の違いとは

ポイント投資のように、共通ポイントを使って投資の疑似体験ができる「ポイント運用」というサービスもあります。これらのサービスは混同されがちですが、実際には内容が異なります。

まず、「ポイント投資」では、運用したポイントを現金化できるという特徴があります。投資による配当金や売却益は現金で受け取れるというのが、ポイント投資の主なメリットといえます。

また、実際に売買されている株式や投資信託などの金融商品を、ポイントを使って購入することになりますので、ポイントとはいえ本当に投資をしていることになります。

そのため、ポイント投資を行うには、提携している証券会社に証券口座を開設する必要があります。また、投資可能な金融商品も多種多様であるため、一般的な投資と同じ感覚で投資を行うことになります。

一方、「ポイント運用」とは、保有しているポイントが株式や投資信託などのような金融商品の値動きと連動して、ポイントが増減するサービスのことをいいます。この場合、あくまでも運用するのはポイントのため、運用成果はポイントに反映されることになります。

現金が絡むわけではありませんので、ポイント運用では証券口座を開設する必要はなく、現金0円でも始めることができるため、ポイントで気軽に「投資の疑似体験ができる」サービスといえます。

2.ポイント投資に役立つクレジットカード6選

それでは、ポイント投資に使えるクレジットカードを6つ紹介したいと思います。具体的には、以下の6つのクレジットカードが役立ちます。

  • 楽天カード
  • クレジット機能付きTカード
  • dカード
  • MATSUI SECURITIES CARD(松井証券カード)
  • セゾンカード
  • エポスカード

それぞれ詳しく紹介していきます。

2-1.楽天カード

楽天カードは投資に便利なクレジットカードの1つです。楽天カードを利用することで貯まる楽天ポイントを使えば、同じ楽天グループが運営する楽天証券を通じて株式や投資信託を購入することができます。

また、投資信託のポイント投資を行うことで楽天SPU(スーパーポイントアップ)の対象となるため、その月の楽天での買い物に対するポイントが+1倍になるほか、NISA口座でも利用可能になるといったメリットがあります。

さらに、ポイントで購入した投資信託商品についても、購入額の1%がポイントとして付与されるため、ポイント投資に対して1%のリターンが約束されていることになります。

一方で、ポイント投資で利用できるのは通常ポイントのみで、期間限定のポイントや他のポイントから交換した楽天ポイントなどは利用できません。

また、ダイヤモンド会員なら1日もしくは1注文あたり50万ポイント、それ以外の会員なら3万ポイント(1ヶ月あたり3万ポイント)といった、会員ランクに応じて利用できるポイントに上限があることがデメリットといえます。

楽天カードは年会費が永久無料で、ポイント還元率も1.0%~3.0%と高く設定されています。また、楽天市場や街での買い物、その他の楽天サービスの利用など、さまざまな場面で楽天ポイントを貯めることができ、それを投資に活用することができます。カードブランドもVISA、MasterCard、American Express、JCBと4つのなかから選択可能です。

楽天系のサービスをよく利用するという場合は、カード申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。

2-2.クレジット機能付きTカード

クレジット機能が付帯したTカードも投資に活用しやすいクレジットカードです。Tポイントを利用することで、SBI証券SBIネオモバイル証券(ネオモバ)でポイント投資を行うことができます。

SBI証券では、Tポイントを使って投資信託の買付が可能です。1ポイント1円にて利用でき、利用ポイントに上限はありませんので、好きなだけポイントを利用することができます。また、期間限定のTポイントや他のポイントから交換したTポイントも利用可能です。ただし、Tポイントが利用できるのはインターネット取引のみですので注意しましょう。

SBIネオモバイル証券では、Tポイントを使って国内株式やFX、IPO株に投資できるほか、ロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ)での自動資産運用を行うことができます。1ポイント1円として利用できたり、すべてのTポイントが利用できたりする点は同じです。

それに加えて、SBIネオモバイル証券では少額投資が可能という特徴もあります。国内株式やIPO株は1株から、FXは5円から取引ですので、投資を始めるためのハードルが低く設定されているといえます。

そして、Tポイントが貯まりやすいクレジットカードがクレジット機能付きTカードです。特に、Tカード PrimeTカードプラスPREMIUMYahoo! JAPANカードなら、通常還元率が1.0%に設定されているため、ポイントを貯めやすく、ポイント投資も利用しやすいといえます。

2-3.dカード

dカードも投資に便利なクレジットカードの1つです。dカードとは、大手携帯キャリアのNTTドコモが提供しているクレジットカードです。そして、dカード利用ごとに貯まるdポイントを利用してポイント投資が可能です。

ポイント投資ができるのはSMBC日興証券が提供する日興フロッギーとNTTドコモのdアカウントを連携することで利用可能なキンカブ取引です。

キンカブ取引は、指定の株式銘柄を対象に「金額」もしくは「株数」を指定して少額投資ができるサービスで、dポイント100ポイントから株式、REIT(不動産投資信託)、ETF(上場投資信託)に投資ができます。

さまざまな銘柄に少額投資ができる一方で、株式の売却時の手数料がやや高めに設定されていることや、単元未満株の場合は配当金や株主優待を受けることができないなどのデメリットがあります。

dカードは、年1回利用することで年会費は実質無料となることに加え、1%の基本還元率は提携している店舗やコンビニで利用すれば3.0%~5.0%にアップします。うまく活用すれば、dポイントを効率よく貯めることができ、ポイント投資に利用しやすくなるでしょう。

2-4.MATSUI SECURITIES CARD(松井証券カード)

MATSUI SECURITIES CARDも投資に活用しやすいクレジットカードです。MATUI SECURETIES CARDは松井証券とジャックスが提携して発行しているクレジットカードで、松井証券で口座を開設した人のみが発行可能となっています。最大の特徴は、貯まったポイントを自動的に松井証券の積立投信に充てることができるということです。

カード利用額に対して還元率0.5%の松井証券ポイントが貯まる仕組みとなっていますが、ジャックスが運営しているJACCSモールでネット通販を利用した場合は、還元率が1.0%にアップするため、ポイントを貯めやすくなります。

さらに、さまざまなサービスと併用することで最大12%の値引きポイントが加算されるため、より多くのポイントを貯めることができ、ポイント投資に有効活用することが可能です。

2-5.セゾンカード

セゾンカードも投資に便利なクレジットカードです。セゾンカードを利用した際に発生する永久不滅ポイントは、ポイント投資やポイント運用に利用することができます。

ポイント投資の方法としては、東証1部上場のマンション投資会社「プロパティエージェント」が運営している不動産投資型クラウドファンディング「リンプル(Rimple)」で永久不滅ポイントをリンプルで使用できる「リアルエステートコイン」に交換(※永久不滅ポイント:1000ポイント×4.5=4500リアルエステートコイン)して投資をすることができます。

リンプルの投資案件は、プロパティエージェントが企画・開発したマンションが中心となっており、1口1万円からの少額投資が可能となっています。リンプルの年率の利回りは5%前後、運用期間は6ヶ月前後となっています。

ポイントの運用方法は「投資信託コース」と「株式コース」に分類でき、投資信託コースではTOPIXやVOO(アメリカETF)の値動きに連動してポイントを増やすことができます。また、株式コースでは永久不滅ポイント1ポイントをストックポイント4ポイントと交換して運用することで、実在する株式銘柄の株価に連動してポイントが増減します。さらに、ストックポイントが1株分の価値になった場合、実際の株式に交換することも可能です。

そして、永久不滅ポイントが貯まりやすいのがセゾンカードです。多くのカードが年会費無料で利用可能となっており、ポイント還元率は0.50%とまずまずの数字です。ですが、セゾンポイントモールを経由したネットショッピングを利用すると、永久不滅ポイントが最大30倍になるほか、家族のポイントを合算できるなどの特徴があります。

そして何より、永久不滅ポイントには有効期限がないということが最大のメリットとなっています。

2-6.エポスカード

エポスカードもポイントを使って投資をすることができます。エポスカードは、丸井グループの株式会社エポスカードが発行しているクレジット機能付きカードで、同社のカードの中でもスタンダードカード(普通カード)の位置づけです。

エポスカード利用した際に発生するエポスポイントは、tsumiki証券で利用することが可能です。tsumiki証券とは、エポスポイントを使って投資ができるサービスのことであり、複数の株式や債券などを1つにまとめた投資信託を取り扱っていて、資産の構成や運用については運用会社で対応しています。

月3,000円~50,000円の範囲で投資でき、支払いはエポスカード1回払いに対応しています。そしてエポスポイントは、年間のつみたて金額×0.1%~0.5%で確定します。また、100ポイントから投資可能です。

まとめ

今回は投資に便利なクレジットカードを6つ紹介しました。ポイント投資を行えば、現金を使わずとも実際の投資と変わらない体験ができます。余ったポイントも有効に活用できるため、少額から投資にチャレンジしたい場合の練習にもピッタリといえます。

まずは少額から投資を始めてみたいと考える方や、ポイント投資を始めたいと思う方は、利用する投資サービスに合わせて相性の良いクレジットカードの利用も検討してみてはいかがでしょうか。

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山本 将弘

山本 将弘

フリーランスWebライター。主に株式投資や投資信託の記事を執筆。それぞれのテーマに対して、できるだけわかりやすく解説することをモットーとしている。将来に備えとリスクヘッジのために、株式・不動産など「投資」に関する知識や情報の収集、実践に奮闘中。