不動産クラウドファンディングのCREAL(クリアル)では、他の様々なサービスと連携しています。自身が普段利用しているサービスと組み合わせることで、より便利に活用できたり、ポイントを獲得できるメリットがあります。
本記事では、CREALが連携しているサービスの種類と概要について解説していきます。
目次
- CREALとは
1-1.CRAELの実績 - CREALと連携しているサービス
2-1.マネーフォワード
2-2.小田急ONE
2-3.Tポイント
2-4.Pontaポイント
2-5.SBJ銀行
2-6.楽天銀行 - まとめ
1.CREALとは
CREAL(クリアル)は、東証グロース市場に上場するクリアル株式会社が運営する不動産クラウドファンディングです。
ホテルやマンション、学校、保育園など、さまざまな種類の不動産に投資できるのが特徴のサービスで、1口1万円という少額から不動産投資ができるのも魅力です。
CREALの分配金は不動産の賃料収入が原資となります。また、損失の発生時も一定割合までは運営会社が負担する仕組みを採用するなど、投資家の投資元本を守る仕組みが構築されています。
運営会社のクリアル株式会社は不動産クラウドファンディングの運営や不動産の売買開発事業を手掛けており、株価は2021年3月の公募価格930円・初値1600円から、2023年8月末時点では6000円前後と大きく値上がりしています。
【関連記事】クリアル(2998)2023年3月期決算で前年比+55.3%大幅増収、今後の見通しは?
CREALに関するニュース
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- 2023/4/26CREAL「(仮称)Hmlet CREAL銀座築地」4/27募集開始。築地エリアの新築レジデンスに投資
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- 2022/7/10クリアル、BRIと業務提携。都心部レジデンス案件で投資機会増やす
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1-1.CRAELの実績
CREALは約4年半の不動産クラウドファンディングの運営歴があり、組成ファンド数は約95、累計調達額は356億円を突破しています(2023年9月6日時点)。
運用が終了しているファンドについては全て元本割れすることなく償還されています。また、募集時点の想定年利についても3.0%~6.0%と幅広く、募集金額も1500万円台の小規模なものから10億円を超える大型案件まで、豊富な案件組成の実績があります。
2.CREALと連携しているサービス
2-1.マネーフォワード
マネーフォワードMEは、 株式会社マネーフォワードが運営する資産管理アプリケーション・クラウド会計ソフトです。スマートフォンとPCの両方から資産状況を手軽に確認することが可能で、証券会社や投資型クラウドファンディングなどの投資サービスにも対応しています。
また、個人事業主や法人向けの「MFクラウド確定申告」というサービスもあります。こちらは確定申告・決算の資料作成を手軽に行うことができ、銀行口座・クレジットカードと月々の経費精算を連携させることも可能です。
CREALはこのマネーフォワードMEと提携しており、CREALのログイン情報をマネーフォワードME上で入力しログインすることで出資金額やデポジット金額、出資金額の推移などCREALの運用状況をマネーフォワードME上で確認することができるようになります。
他にもマネーフォワードMEは複数の不動産クラウドファンディングやソーシャルレンディングとの連携が可能であり、複数のサイトと連携すれば一括で自分の投資状況を確認できます。複数のサイトでそれぞれ確認しなければいけなかった資産運用状況をマネーフォワードME上で一括管理することで、確認の手間を省き効率的に投資を進められます。
【関連記事】マネーフォワードMEと連携できる投資型クラウドファンディングサービスは?7社を紹介
2-2.小田急ONE
東京都から神奈川県を走る有名私鉄、小田急電鉄が運営しているポイントサービスが小田急ONE(オーネ)です。
クリアルの投資金額に応じて、投資金額0.5%分の小田急ONEポイントが上限なく付与され、ONEポイントの加算は初回投資以降も利用できます。小田急沿線に住み、ONEポイントを使う機会がある人にとってはメリットのある提携サービスです。
※CREAL × 小田急ONE(オーネ)は予告なく中止、変更される場合があります。
2-3.Tポイント
Tポイントは日本国内で多くの人が使っているポイントサービスの一つです。CREAL×T-POINTの申し込みサイトでCREALの会員登録を行い、その後で不動産クラウドファンディング投資をしていくと、投資額200円ごと、つまり投資金額に応じて0.5%のTポイントが貯まります。
ポイントはCREALで投資完了後、翌々月以内に付与されます。またTポイントは2023年11月からVポイントに変わりますが、2023年9月時点でサービスは継続予定です。
2-4.Pontaポイント
CREALはTポイントだけはなく、Pontaポイントとも連携サービスを実施しています。連携の方法はCREAL×Pontaの専用ウェブページからCREALの口座を開設するだけで、投資後に投資金額に応じて0.5%のPontaポイントが付与されます。
ポイントはCREALで投資完了後、ファンドの投資確定⽇(ファンドの調達完了・成立から8⽇を経過後)の翌⽉下旬頃に付与されます。
2-5.SBJ銀行
株式会社SBJ銀行は、韓国の大手銀行、「新韓銀行」を中核とする「新韓金融グループ」の日本における現地法人です。CREALは2020年にSBJ銀行との業務提携を発表しています。(※参照:クリアル株式会社「株式会社SBJ銀行との業務提携のお知らせ」)
業務提携では2社の連携により、ESG不動産投資を普及させることを目的としています。
ESG不動産投資とは環境や社会における課題の解決や、企業統治に配慮した不動産投資を指します。CREALでは実際に少子化対策となる保育所を運営するファンドや、既存建築物の有効活用など、様々なESG関連ファンドの組成を継続的に行っています。
2-6.楽天銀行
CREALでは口座の開設費用や維持手数料などはかかりませんが、投資資金を入出金する際に振込手数料が発生します。ただし、クリアルへの入金については振込先が楽天銀行に設定されているため、楽天銀行であれば入出金時の手数料を低く抑えることが可能です。
- 楽天銀行の場合:105円(税込)
- 楽天銀行以外、出金金額が3万円未満の場合:150円(税込)
- 楽天銀行以外、出金金額が3万円以上の場合:229円(税込)
まとめ
今回はCREALと連携、また業務提携をしている各種サービスをご紹介しました。提携サービスを利用することでCREALの運用状況を的確に把握したり、各種ポイントサービスと連携することで、実質的な利回りアップも狙うこともできます。
また、CREALが様々な会社との連携を行っているということは、連携先の会社やサービス事業者から「提携することで双方に良い効果が見込める会社でありサービスである」と、CREALが高く評価されているという背景も伺えます。
2023年にはSBIホールディングスとの協働や、一般社団法人不動産クラウドファンディング協会の発足が発表されるなど、業界内でもCREALは注目されています。提携サービスの中に活用しやすいものがあれば、利用を検討されてみると良いでしょう。
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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