株式会社宅都ホールディングス傘下で関西・首都圏を中心に賃貸マンションの募集・管理を行う株式会社宅都プロパティ(以下、宅都プロパティ)は6月4日、投資用不動産の管理・運用アプリケーションを提供するWealthPark株式会社の不動産オーナー向け資産管理・運用アプリケーション「WealthPark(ウェルスパーク)」を導入し、宅都プロパティと契約しているオーナーへの提供を開始したことを公表した。
宅都プロパティは、関西圏および首都圏を中心に約24,000室の賃貸物件を管理している。同社は管理を受託している不動産オーナーに対する収支報告やコンサルティングサービスの提案の際、郵送や電話などの手段に頼るケースが多いことから、郵送費や通信コスト、業務の非効率性、リアルタイム性の欠如などの課題があった。
宅都プロパティでは、これらの課題を解消すべく、不動産オーナー向けの資産管理・運用アプリケーション「WealthPark」を導入し、不動産オーナー向けに提供を開始するに至った。不動産オーナーは、同アプリケーションを通じて、収支報告に関する内容をリアルタイムで確認できるほか、賃料収入、経費、ローン、各種契約情報をはじめ、賃貸経営に必要な情報の一括管理が可能となる。また、チャット機能を利用して、賃貸募集や家賃回収の状況、修繕の依頼などについて、宅都プロパティの担当者に気軽に相談できるようになる。
すでに海外の不動産オーナーに対して先行してWealthParkの導入を開始しており、80%以上の不動産オーナーに導入が完了しているという。年内にも国内不動産オーナーに同様の普及率を目指す方針だ。
宅都プロパティは、モバイルアプリの利便性を活用することで、国内の不動産オーナーのほか、香港・台湾などからインバウンド不動産投資を行う海外の不動産オーナーに対し資産管理・運用サービスの提案を行い、引き続き大阪の不動産への投資の呼び込みを図る見通しだ。
【コーポレートサイト】株式会社宅都プロパティ
【コーポレートサイト】WealthPark株式会社
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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