欧州委員会、電力消費を理由に仮想通貨マイニングの禁止はできないと発言
仮想通貨のマイニングによる大量の電力消費への懸念が、欧州で広がっている。そんな声に応えるように、欧州委員会のデジタル経済社会部門委員長であるMariya Gabriel氏が、3月9日にマイニングは合法だとする声明を発表した。
仮想通貨のマイニングによる大量の電力消費への懸念が、欧州で広がっている。そんな声に応えるように、欧州委員会のデジタル経済社会部門委員長であるMariya Gabriel氏が、3月9日にマイニングは合法だとする声明を発表した。
欧州連合(EU)の規制当局が、2月26日に会合を行い、仮想通貨規制について意見交換をすること発表した。欧州委員会(EC)のValdis Dombrovskis副委員長は記者会見で、仮想通貨の長期的な動向や現在の規制が正しく機能するかどうかを話し合うことを目的とし、同会合には中央銀行の代表者や市場監督当局、マーケットプレイヤーが参加すると述べた。
EUの金融規制当局であるESA(欧州監督機関)は12日、欧州の消費者に向けて仮想通貨は「価格バブルの明確な兆候」を示す非常にハイリスクな資産だと警告する声明を発表した。ESAはESMA(欧州証券市場監督局)、EBA(欧州銀行監督局)、EIOPA(欧州保険・企業年金監督局)の3者から構成される組織だ。