ロボアドバイザー「ウェルスナビ(WealthNavi)」を提供するウェルスナビ株式会社(東京都渋谷区)は2019年1月29日、預かり資産1200億円、申込件数が18万口座を突破したと発表した。
ウェルスナビは16年7月の正式リリース、ノーベル賞受賞者が提唱した理論に基づいた「長期・積立・分散」の資産運用を、全自動で実現するサービス。機能性、透明性、低水準でシンプルな手数料が評価され、一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況」の2018年3月末現在では預かり資産・運用者数ともトップとなっている。
日本ではまだ日の浅いロボアドバイザーサービスだが「長期的な資産形成へのニーズの背景に、2018年秋以降の厳しい相場環境においても資産運用を開始・継続する顧客が増えている。強固な顧客基盤を持つパートナー企業を通じた利用も拡大している」(同社)と、失速の気配はない。
ウェルスナビは、ノーベル賞受賞者が提唱した理論などに基づいた世界の富裕層や機関投資家が利用する資産運用アルゴリズムや最先端の機能で、高度な知識や手間をかけることなく、自動で国際分散投資を行える。さらに、ロボアドバイザーが最適ポートフォリオを作成、個人投資家が陥る心理的な壁に邪魔されることなく適切な資産配分の維持や、為替などのリスクの分散を図る積立投資の継続など合理的な投資行動を実現してくれる。
従業員の約半数がエンジニア・デザイナーなどのクリエイターという「ものづくりする金融機関」を標ぼうし、特許を取得している「リバランス機能付き自動積立」や「自動税金最適化(DeTAX)」など高度な技術を実装。さらに誰でも利用しやすく、フィデューシャリー・デューティーを徹底したサービスを追求する。今月29日現在、SBI証券、住信SBIネット銀行、全日本空輸(ANA)、ソニー銀行、イオン銀行、横浜銀行、日本航空(JAL)、TOKYU POINT、auじぶん銀行株式会社などと提携、サービスを提供している。
さらに手数料は預かり資産の評価額に対し1.1%(年率・税込))のみ。また、資産運用アルゴリズムをホワイトペーパーで公開するなど透明化に努める。リース後わずか2年半での成長は、そのまま顧客からの評価といえるだろう。
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