ロボアドバイザーTHEOが新手数料開始、通常年1.1%から最大0.715%まで引き下げ

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AI搭載のロボアドバイザー「THEO(テオ)」を運営する株式会社お金のデザインは4月1日、新手数料体系「THEO Color Palette(テオ カラーパレット)」を開始した。ユーザーの利用状況に応じて「カラー」4種に分け、手数料の基準額を通常1.1%(年率・税込)から最大0.715%(年率・税込)まで引き下げる。

新料金体系は「カラー適用条件」と「カラー基準額」を基に決定。 カラー適用条件は、対象期間中毎月積立をしているユーザーが対象で、カラー基準額は運用開始から対象期間内の各月末までの入出金総額の平均で算出。基準額に応じて「ブルー」(毎月1万円以上50万円未満)、「グリーン」(同50万円以上100万円未満)「イエロー」(同100万円以上1000万円未満)「レッド」(1000万円以上)に分けられる。毎月積立をしていない場合は「ホワイト」となり、手数料は従来通り1.1%で据え置く。

手数料はブルーが従来の0.99%(10% OFF)、グリーン0.88%(20% OFF)、イエロー0.77%(30% OFF)、レッド0.715%(35% OFF)。対象期間は1年間をA(4月~6月)B(7月~9月)C(10月~12月)D(1月~3月)の4つに分け、それぞれの対象期間内での利用状況を基にカラーを決定。決定したカラーは翌月中旬に確認できる。

THEO Color Palette(テオ カラーパレット)

例えばAの期間中に連続で積立を行い、出金をしていない場合は、カラー基準額に応じたカラーが適用される。4月に積立を行っていない場合、5月、6月と連続で積立を行っても、カラーはホワイトになる。また、4月、5月、6月と連続で積立を行っても、5月で出金をした場合、カラーはホワイトになる。カラー判定開始は4月1日、新手数料の適用は2019年8月から開始予定。

事前のエントリーなどは不要。新料金体系の設定にあたり、同社は「投資を長期間、継続して行うことが大切ということを理解していても、実際に続けるのは簡単なことではない。THEOは資産運用をはじめたばかりでも続けやすい仕組みづくりで資産形成をサポートする」としている。

THEOはAI搭載ロボアドバイザーによる投資一任運用サービス。年齢や現在の金融資産額などの情報から、ロボアドバイザーが一人ひとりに合った、最大30種類以上のETFからなるポートフォリオを提案する。最低投資金額は1万円、手続きはスマホだけで完了し、運用報酬も1%と低コストで始められる。20代から40代を中心に、運用者は3月末日現在で7万1000人を突破した。

【参照記事】AI搭載ロボアドバイザー「THEO(テオ)」
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HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム

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