海外不動産CF「TECROWD」で47号ファンド 9/5募集開始。カザフスタンの高級住宅PJ第3弾

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TECRA株式会社は、不動産クラウドファンディング(CF)「TECROWD(テクラウド)」で、47号ファンド「KHAN VILLA phase2」の募集を9月5日午後6時開始する。カザフスタンの旧首都アルマティ市の郊外にある高級住宅地における戸建住宅の開発プロジェクトが対象で、今月3日に募集を開始した46号ファンドに続くプロジェクトの第三期となる。募集金額10億4300万円、運用期間(予定)は今年10月1日~2024年11月30日の14ケ月、募集想定利回りは年利10%。募集期間は9月30日まで。投資は1口10万円から。

KHAN VILLAプロジェクトは計70棟、延床面積1万8600㎡の戸建住宅を建設する計画で、すでに建築確認を取得しており、テクラウドのファンドは造成工事が完了している土地を取得し、住宅を建設するための資金を募る。フェーズ2では、6315㎡の土地に計25棟、延床面積6664.25㎡の住宅を建設する。竣工前後から、現地での販売活動を行ったあと、現地の同社グループ会社に売却、配当・元本償還を行う。配当予定日は24年12月25日。なお、募集枠の一部を通常の募集に先立って申込み、入金手続きできる先行抽選システムを採用している。

優先劣後方式を採用しており、出資総額は13億430万円。劣後出資2億6130万円はTECRA社を含むインベスコアグループ各社が行っており、ファンドの償還時に元本割れが発生した場合は、インベスコアグループが先に損失を負担する。

カザフスタンの不動産市場について、同社は「経済成長中のカザフスタンでも、経済や産業の中心地であるアルマティ市では近郊の高級住宅の需要が非常に高まっている。反面、市内中心部への通勤圏内で、類似のプロジェクトを行うことのできる開発用地は非常に限られている」と説明。その上で「希少性という観点でも本プロジェクトで供給する住宅のニーズは極めて高い」と、成功の可能性の高さを強調する。

住宅は、アルマティ市の西部にある主要道路の交差点の南西に位置。周辺は住宅(戸建やタウンハウス)、商店街・教育施設などに囲まれた地域に立地している。インフラも十分に発達しており、市内中心部への主要な交通機関であるバスターミナルへのアクセスも良好。

また、同市の代表的なホテルSwissotel Wellness Resort Alatau Almatyに近く、同ホテルは50ha以上の広大な敷地を有し、敷地内は湖や樹木など自然環境にも恵まれ、「市内で最も象徴的な場所の1つ」(同社)という。

同市では、首都アスタナと同様に地方からの人口流入が継続しており、今後も戸建住宅・集合住宅の需要の増加が見込まれるが、高級物件の需要が特に高い。その中で、近隣の同グレードの住宅の売出事例では、平米単価が40万円前後、いずれもスケルトン渡しでの価格。本物件は内装・家具付きで平米28万円前後の売却価格を予定しており「売却における不安は僅少」(同社)としている。

一戸あたりの工期は約4ヶ月を見込んでいるが、各住宅の着工時期は同時ではなく少しずつずれるため、全体の工事期間は10ヶ月を予定。竣工した住宅から順に販売活動を行い、全戸の販売予約が完了した時点を目処に、グループ会社へ売却する計画。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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