通信大手利用者、最もよく使うのは楽天スーパーポイント、2位はTポイント

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日々の買い物などで貯まり、生活に浸透してきたポイントサービス。では、一番人気があるのはどこの通信会社のポイントサービスだろうか。MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所が6月6日発表した「通信会社と利用ポイントに関する調査」で、通信大手6サービス(ドコモ、au、ソフトバンク、Y!モバイル、楽天モバイル、UQ モバイル)のうち、利用者が最もよく使うポイントサービス1位は「楽天スーパーポイント」、2位は「Tポイント」となった。

「最もよく利用しているポイントサービス」の満足度が最も高かったのは楽天スーパーポイント、「ポイントサービスが利用できるお店を積極的に利用している」と回答した平均も楽天スーパーポイント(50.9%)、Tポイント(41.8%)で、上位を占める結果となった。

調査は19年5月16日~5月19日、通信大手6サービスをスマートフォンで利用している20歳~69歳の男女6000人のうち5826人に、ポイントサービスについて9問の設問で聞いた。最も利用するポイントサービスの順位はドコモ、au、楽天モバイル、UQモバイル ユーザーが楽天スーパーポイント、ソフトバンク、Y!モバイル ユーザーはTポイントと回答。通信会社によって差が出た。

最もよく利用すると回答したポイントサービスの満足度を聞いたところ、「とても満足している」「やや満足している」を合わせると、楽天スーパーポイントが 81.2%で、Tポイント(63.0%)「WAONポイント」(68.1%)、「dポイント」(66.7%)、「nanacoポイント」(60.4%)を引き離してトップだった。

利用している通信会社を継続する理由にポイントが影響するかを聞く設問には、平均で68.4%が「継続する理由になっている」と回答。通信会社別ではNTTドコモ77.9%、au72.7%、ソフトバンク59.9%、Y!モバイル47.1%、そして楽天モバイルが84.2%と突出していた。

通信キャリアとしてはドコモ、auよりも後発となる楽天モバイルだが、ポイントサービスは国内最大級であり、ユーザーの支持が比例した結果といえる。さらに楽天グループは楽天スーパーポイントを使った「ポイント運用by楽天ポイントクラブ」と「投資信託ポイント投資サービス」を展開、ポイント投資サービスにも注力している。

これに対し、NTTドコモはdポイントを投資・運用できるサービス「ポイント投資」を提供しており、利便性を随時向上させている。Tポイントでは、SBIネオモバイル証券がTポイントで株取引・資産運用ができるポイント投資サービス「ネオモバ」をスタートした。大手の競争の加熱とともに、ポイントと投資の距離もますます縮まっていきそうだ。

【参考記事】通信大手6サービス利用者が最もよく使うポイントサービスの1位は「楽天スーパーポイント」、2位は「Tポイント」

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HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム

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