オリコン顧客満足度調査のロボアドバイザーランキング、総合1位は「WealthNavi(ウェルスナビ)」

第三者の立場で顧客満足度調査を実施する株式会社oriconME(オリコンエムイー)は5月6日、「ロボアドバイザー」についての満足度調査の結果を発表した。ロボアドバイザーは簡単な質問に答えるだけで、投資商品の選定や自動で資産運用を行ってくれるサービス。特に、投資一任型と呼ばれるタイプのロボアドバイザーは、投資商品の選定から売買、乱高下によるリバランスまで全自動でサポートしてくれることから、初心者でも始めやすい。「老後2000万円問題」などで資産形成の関心が一層高まり、ロボアドバイザー市場も近年拡大している。同調査はロボアドバイザーを対象に初めて実施し、現在ロボアドバイザーを利用し、かつ1年以上運用を行う全国の20歳から84歳までの1463人(性別指定なし)から回答を得た。結果はウェルスナビ株式会社が提供する「WealthNavi(ウェルスナビ)」が総合1位、「運用実績の納得感」など3つの評価項目別ランキングでも首位を独占した。

調査対象は7社で、「インターネット上で、ユーザーのリスク許容度や運用目的からポートフォリオを自動で作成し、投資商品の売買や、相場状況に応じたリバランスを自動で行う資産運用サービスを提供する企業」と定義した。満足度総合ランキングを構成する評価項目は、「運用設定のしやすさ」「手数料の妥当性」「運用実績の納得感」「提供情報の充実さ」「キャンペーン」「セキュリティ」の6つで、これらは全12の設問から形成。なお、ランキングは「満足度総合」のほか、これら6つの評価項目別の結果も発表している。

ウェルスナビは得点数68.4点で満足度総合1位を獲得。項目別「運用設定のしやすさ」「運用実績の納得感」では70点台をマークした。同サービスは2016年7月に正式リリース、2020年12月に東京証券取引所マザーズに上場、21年2月にNISA(少額投資非課税制度)口座で資産運用ができる新機能「おまかせNISA」の提供を開始、21年3月31日時点で預かり資産4000億円を突破するなど、業界において存在感を一層高めている。

全6つの評価項目別ランキングでは、「運用設定のしやすさ(75.5点)」「運用実績の納得感(70.0点)」「提供情報の充実さ(67.6点)」の3項目で首位に。なかでも、機能の充実さや積立設定の自由さなどについて聞いた「運用設定のしやすさ」と「運用実績の納得感」では70点台となり、特に運用面に関して利用者から高い評価を得ている。

回答者からは「投資などの知識がまったくないまま始めましたが、手続きも簡単で運用もわかりやすく誰にでも始めやすい。株価の下落などで不安になることもあったが、適切なコラムなどが送られてきて安心して続けられている(30代・女性)」、「積み立ての設定が簡単ですぐに始められることや、アプリ画面が見やすいのがいい(30代・男性)」との声が寄せられた。

今回の調査結果に、同社は「ウェルスナビは投資の経験や知識、資産の額に関係なく、世界約50ヶ国1万1000銘柄への分散投資を自動で行えるサービス。今後もサービスの開発・改良に取り組み、誰もが安心し信頼して任せられる次世代の金融インフラとなることを目指したい」とコメントを発表した。

総合2位の楽天証券「楽ラップ」は「セキュリティ」など3項目別で首位となり、総合3位の株式会社お金のデザインが運用する「THEO(テオ)」は、特に「手数料の妥当性」で高評価だった。

今回の調査では「現在のリスク許容度」と「設定したポートフォリオに対しての成績乖離」についても訊ねた。まず「現在のリスク許容度」は、各年代ともに「一番高く設定」「やや高く設定」の割合が高い傾向が見られた。どちらの項目も「30代」が一番多く、「一番高く設定」が31.5%、「やや高く設定」が33.8%で、計65.3%が高く設定している結果だった。

一方、一番少なかったのは「50代」で「一番高く設定」が17.2%、「やや高く設定」が27.5%と、計44.7%となった。また、「50代」は「中間に設定」したとの回答が32.7%と最も多くなっている。

「設定したポートフォリオに対しての成績乖離」は、各年代ともに「やや上振れている」「予定通り」の割合が高い。年代別で見ると、「30代」が上振れているという回答が若干多く、「かなり上振れている」「やや上振れている」の合計が50.2%。50代は「予定通り」「やや下振れている」が30代・40代と比べ多い結果となった。

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