ロボアドバイザー「THEO(テオ)」を提供する株式会社お金のデザインは3月29日、テオおよび投資信託の運用資産合計が2000億円を突破したと発表した。テオと提携企業向けサービス「THEO+(テオプラス)」を含む運用資産は1331億円、運用者数11万8000人に達した。
運用資産合計の内訳は、テオシリーズ(テオプラスを含む)の1331億円、2021年11月に運用を開始したESG投資関連商品「お金のデザイン・グローバル・ソーシャル・ デベロップメント・ファンド(愛称:地球貢献)」、「お金のデザイン・グローバル・リアルアセット・ファンド(愛称:資産の方舟)」などの投資信託675億円の合計2006億円。
テオシリーズの成長に加え、自社で運用するお金のデザイン・グローバル・ソーシャル・ デベロップメント・ファンドも順調な資金流入が続き、純資産総額は235億円に達した。また、インフレ環境下や世界株式市場の下落時にも強みを発揮することができるお金のデザイン・グローバル・リアルアセット・ファンドも好評で、純資産総額は236億円となった。
テオは投資対象を世界規模で分散させる「グローバル分散投資」を行っている。運用は、投資のプロが設計したアルゴリズムと、下落リスクの低減を図るAIに一任できる。
手数料は運用資産額の0.715%〜1.10%(税込・年率)と、業界最低水準。長期的な資産形成をサポートする。通常の資産運用では、顧客自身で行う必要のあるポートフォリオのリバランスや、投資するETFを見直すリアロケーションなどのメンテナンスも不要といった特徴がある。
今年2月のサービス開始6周年時点では、ユーザーの平均運用額は104万6136円、初回入金額14.5万円、積立率は76%で、毎月約2.5万円の積立を実施している。ESG投資を行う「THEOグリーン」利用者数は1万1000人以上。ユーザーの88%がサービスに満足していると回答した。
【関連サイト】THEO+docomo[PR]
【関連記事】THEO+docomoの評判・概要
HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム (全て見る)
- 積立投資は新NISAの「投資信託」と「ロボアドバイザー」のどちらがおすすめ? - 2024年8月20日
- ウェルスナビの評判は?メリット・デメリットや手数料・実績も - 2024年8月2日
- ROBOPRO(ロボプロ)の評判は?メリット・デメリットや他社との違いを比較 - 2024年6月22日
- ROBOPROの実績・評判は?メリット・デメリットや他ロボアドとの比較も - 2024年6月7日
- 楽天証券、NISAで利用できるロボアドバイザー「ウェルスナビ×R」提供開始 - 2024年5月16日