MFSとアプラス、元本返済不要の「リバースモーゲージ型住宅ローン」の案内を開始

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住宅ローンに特化したフィンテック事業を展開する株式会社MFS(東京都千代田区)は、新生銀行グループの株式会社アプラス(東京本部・千代田区)と提携し、MFSが運営する住宅ローンコンサルティングサービス「モゲチェック・プラザ」の利用者に、アプラスが開発した「リバースモーゲージ型住宅ローン」の案内を9日から開始する。

MFSは、住宅ローンクレジットスコア「モゲスコア」や住宅ローンマッチングサービス「モゲチェック」といったウェブサービスと、電話やオンラインによるモゲチェック・プラザを運営。住宅ローン借り換えのアドバイスや住宅ローン申し込み手続きのサポートを提供している。2016年4月のサービス開始以来、相談件数は4000件、金利削減額平均340万円、満足度は94%。18年10月から不動産投資ローンの借り換えにもサービスを拡大中。

今回の提携により、モゲチェック・プラザを通してローンを借り入れた60歳以上の顧客に対し、持ち家である自宅を担保に元本返済が不要な住宅ローンに借り換えることができるリバースモーゲージ型住宅ローンをアフターサービスの一環として提供する。

同ローンはアプラスが住宅金融支援機構の融資保険を利用して実現した住宅ローン。年齢や住宅ローン残高及び物件価値などに関する一定の条件を満たした住宅ローン利用者であれば、返済中の住宅ローンを本商品に借り換えられるというもの。借り換えによって以降の元本返済が不要となり、毎月の返済額を大きく下げることができる。

MFSでは、独自の分析によりモゲチェック・プラザの利用者の中から本商品を利用できる方を選び出し、借り換えを案内する。分析は、同社がモゲチェック・プラザの利用者の住宅ローン情報を毎月分析し、ローン残高や金利動向および借り換えメリット額を記載したマンスリーレポートに基づき行う。利用者の年齢や物件評価額を加味、リバースモーゲージ型住宅ローンへの借り換え条件に合致するかを毎月モニタリングしていく。

取り組みについて、MFSは「人生100年時代を迎え、シニア世代に向けた資産運用に関するファイナンシャルサービスの重要性が高まっている。老後の余裕ある資金づくりの支援のため、モゲチェック・プラザのアフターサービスの一環として提供する」と説明している。

【関連サイト】モゲチェック[PR]・プラザ for 不動産投資ローン

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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