不動産投資CFのCOZUCHI、「港区南麻布プロジェクト」で3ファンドの募集を開始

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LAETOLI株式会社は不動産投資クラウドファンディング(CF)サービス「COZUCHI(コヅチ)」で「港区南麻布プロジェクト底地」(募集期間1月9日午後7時〜12日午後1時)、「同プロジェクトビル2棟」(同1月9日午後7時〜15日午後1時)、「同プロジェクト区分マンション」(同1月10日午後7時〜16日午後1時)の情報を公開した。

港区南麻布プロジェクトは、港区南麻布五丁目に所在する底地、事務所ビル2棟と敷地、近接する区分マンション5区画を取得後、それぞれ別の投資戦略に基づき運用する計画で、1号事業者は株式会社TRIAD。複数の区分マンションや底地といった権利関係がやや複雑な物件を一度にまとめて売買決済することで「全体として割安に取得できる」(LAETOLI社)という。3ファンドとも運用期間は今月31日から1年間の短期運用型。想定利回りは年利5%。募集は先着方式で、応募率が120%に達した時点で受付を終了する。

「底地」ファンドの土地は面積99.18㎡。募集金額6200万円、想定利回りの内訳はキャピタルゲイン4%、インカムゲイン1%。優先劣後出資比率は優先89.9%、劣後10.1%。借地契約に基づく地代収入が見込まれるため、当該地代収入に基づく不動産の期間利益を原資としてインカムゲイン配当を行う予定。

「ビル2棟」ファンドは募集金額5億1千万円。想定利回りの内訳は底地ファンドと同じ。土地は373.15㎡、建物は鉄筋コンクリート造陸屋根4階建で、延床面積は1階102.65㎡、2階122.18㎡、3階122.18㎡、4階47.71㎡。敷地の南北にそれぞれ1棟ずつ建物が建ち、うち北側1棟は外部テナントへの賃借用、南側の1棟は従来売主が自己使用しながら1階の駐車場部分を外部貸ししていた。

賃貸収入を原資としてインカムゲイン配当を行い、物件の収益性を高め外部売却することでキャピタルゲインの獲得を目指す。優先劣後出資比率は優先90.3%、劣後9.7%。

「区分マンション」ファンドは募集金額7億3千万円、利回り内訳はキャピタルゲイン1.5%、インカムゲイン3.5%。対象物件は広尾エリアの中央を南北に走る「外苑西通り」に面した地下1階付地上6階建マンションのうち、区分所有5区画。敷地面積は303.16㎡、建物は鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階付2階建。

現行テナントによる家賃収入が見込まれることから、ファンド運用期間中は収益物件として収益性を高めながらインカムゲイン配当を行う予定。建物は築40年超のため、最終的にディベロッパーや投資家へ開発用地として売却し、キャピタルゲインを獲得することも想定している。優先劣後出資比率は優先90.1%、劣後9.9%。

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