Suica一体型クレジットカードのおすすめは?特典、年会費も

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Suicaは利用者の多い交通系電子マネーの1つです。スーパーやコンビニを筆頭に様々な場所で使うことができます。今回はSuicaの機能と一体となったクレジットカード5つを厳選しご紹介します。Suica一体型カードの種類に迷った場合などに参考にしてみてください。

※本記事は2020年10月24日現在の情報を基に執筆しています。最新情報はご自身にてご確認頂きますようお願い致します。
※本記事は各クレジットカードの情報提供を目的としており、特定商品への申込を勧誘するものではございません。申込に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願いいたします。

目次

  1. Suica一体型クレジットカード5選
    1-1.ビックカメラSuicaカード
    1-2.イオンSuicaカード
    1-3.JALカードSuica
    1-4.ANA VISA Suicaカード
    1-5.JRE CARD
  2. まとめ

1.Suica一体型クレジットカード5選

Suica一体型クレジットカードには、マイルを貯めるために適したカードや日常生活で幅広く利用できるカードなどが存在します。ここでは、以下の5つのカードを取り上げます。

カード名 年会費(税込) 家族会費(税込) 貯まるポイント
ビックカメラSuicaカード 初年度無料
2年目以降477円
※年1回以上の利用で次年度無料
なし ビックポイント
JRE POINT
イオンSuicaカード 無料 なし WAON POINT
JALカードSuica 初年度無料
2年目以降2,200円
1,100円 JALマイル
JRE POINT
ANA VISA Suicaカード 初年度無料
2年目以降2,200円
なし Vポイント
JRE CARD 初年度無料
2年目以降524円
なし JRE POINT

1-1.ビックカメラSuicaカード


ビックカメラSuicaカードは、ビックカードにSuicaの機能が加わったカードです。年1回以上カードを利用すると、翌年度の年会費が無料となります。ポイント還元率は以下の通りです。

  • 一般加盟店での買い物では、ビックポイント0.5%とJRE POINT0.5%、還元率が1.0%になる
  • Suicaにチャージした場合、Suicaで決済することで還元率が1.5%になる
  • チャージしたSuicaを使いビックカメラで支払いをすると、還元率が11.5%になる

ビックポイントは1,500ポイントを1,000円分としてSuicaにチャージできます。3Dセキュアの登録で、d払いとの連結が可能となっています。d払い利用と合わせて、ポイントの二重取りが可能な点は魅力的です。

1-2.イオンSuicaカード

イオンSuicaカードは、イオンカードにSuicaの機能が加わったカードです。年会費は無料です。300円引きでイオンシネマで映画が鑑賞できる、毎月20日と30日に、イオン系列店で5%割引で買い物できる、などのイオンカードの特典があります。

さらに、国内旅行傷害保険、海外旅行傷害保険(どちらも利用付帯)、盗難保険、ショッピングセーフティ保険といった多様な保険も付いています。

以下はイオンSuicaカードのポイント還元率です。

  • イオン加盟店では通常、200円で1ポイントのところ、200円で2ポイントとなる
  • 毎月10日のクレジット決済ではその日のWAON POINTは2倍になる
  • WAON POINT1,000ポイントを1,000円分のSuicaチャージに交換できる

JR東日本の駅構内にある「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」を操作して入金する必要があります。また、SuicaへのチャージでもWAON POINTは貯められるものの、この場合の還元率は0.25%となる点には注意が必要です。

1-3.JALカードSuica


JALカードSuicaは、JALカードにSuicaの機能が加わったカードです。

通常の支払いではJALマイルが付与され、Suicaへのチャージ、切符や定期券の購入ではJRE POINTが付与されます。飛行機だけでなく、電車やバスなどにも頻繁に乗る方に適した一枚です。年会費は初年度無料、2年目以降は2,200円(税込)となっています。

JALカードSuicaのポイント還元率は以下になります。

  • 普段の買い物でもらえるマイルは200円で1マイルの付与。しかし「JALカード特約店」ではマイルの付与率が2倍となる
  • 入会後の初搭乗時ボーナスは1,000マイル、毎年初搭乗ボーナスも1,000マイル。JALグループ便利用時には搭乗ごとにフライトマイルの10%が付与される
  • JRE POINT加盟店でカードを提示することで、110円(税込)につき1JRE POINTが貯まる。

Suicaオートチャージ機能を利用時には付与されるJRE POINTが3倍となるのも魅力的なポイントです。

1-4.ANA VISA Suicaカード

ANA VISA Suicaカードは、ANAカードにSuicaの機能が加わったカードです。年会費は初年度無料で、翌年から2,200円(税込)かかるものの、「マイ・ペイすリボ」の申し込みと年に一度以上の利用で826円となります。

2021年2月分の支払いからは、「マイ・ペイすリボ」の登録に加え、年に1度以上のリボ払い手数料の支払いが必要条件となります。リボ払いに抵抗がある方は、年会費が525円割引となるWeb明細サービスを利用すると良いでしょう。注意点として、二つのサービスは併用できません。同時に利用した場合は割引率の高い方が適用されます。

ANA VISA SuicaカードのポイントプログラムはVポイントです。200円につき1ポイントが貯まります。また、ANAカードの中で、唯一Suicaのチャージでポイントを貯めることができるカードです。

Vポイントをマイルに交換する方法は2つあります。

  • 1ポイント=1マイルの通常コース。移行手数料無料となる
  • 1ポイント=2マイルの2倍コース。移行手数料6,600円(税込)となる

マイルの移行方法は下記の二種類があります。

  • 好きな時にポイントを自分で移行する応募方式
  • 毎月自動でマイルに移行してくれる自動移行方式

移行手数料を節約したい方に好まれている移行方法は、応募方式です。有効期限2年間のVポイントを期間の限界まで貯め、まとめてマイルに移行するという方法です。この方法をとることで、移行手数料が2年に1度で済みます。

マイルの有効期限は3年あるため、Vポイントの2年とあわせ、最大5年間ポイントを貯めることが可能となります。また、ANAカードとして入会及び継続時に2,000マイル、搭乗ボーナス25%などの特典も付帯されています。

1-5.JRE CARD

JRE CARDは定期券と一体型のカードとして利用できます。年会費は初年度無料、2年目以降は524円(税込)です。JRE POINTは利用金額1,000円(税込)につき5ポイント付与されます。基本還元率は0.5%であるものの、JRE CARDの場合、以下のポイント還元率に変更される点が魅力です。

  • 定期券の購入やSuicaへのオートチャージに利用することで、ポイントが通常より3倍付与される
  • JRE CARD優待店で利用すると還元率は3.5%になる

JRE POINTの有効期限がポイントを貯めた日や利用した日を起点に、自動的に2年後の月末まで延長される仕組みとなっているのも特徴です。貯まったJRE POINTは1ポイントで1円分としてSuicaにチャージすることも可能です。

まとめ

Suica一体型クレジットカードには様々なタイプがあります。マイルが貯まるものや特定の優待店でポイントが増加するものなど、自分のライフスタイルにあったカードを利用し、毎日の通勤や通学などで生じるポイントを有効に活用しましょう。

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鈴原 千景

Webライター。内容として、わかりやすくを心掛けながら金融、不動産関係・ふるさと納税の記事を多く執筆している。日本株・米国株、投資信託、仮想通貨、ロボアドバイザーを運用中。