2020.11.13 暗号資産マーケットレポート【いよいよ17,000ドルを現実的な視野に】

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昨日のビットコイン相場は上昇。3度目の正直と言わんばかりにビットコインは大きなレジスタンスラインであった16,000ドルを突破し、水準完全に16,000ドル台に乗せてくる動きとなっている。16,000ドルは2018年1月8日以来2年10ヶ月振りの水準。

いよいよ2017年のバブル時につけた17,000ドル付近の最高値が目前となってきており、一旦はそのラインまで到達したいと言わんばかりの動きとなっているため、素直についていくしかない状況か。

一方でイーサリアム含めたアルトコインはビットコインに比べて上げ幅の乏しい展開となっており、ビットコインが引き続き選好されている様子がうかがえる動きとなった。

米株市場は下落。再度アメリカではロックダウンが警戒されており、株安、金利低下と少し株式市場に楽観的なムードが低下している様子。

ビットコインはテクニカルで上昇トレンドを維持。1時間足、4時間足、日足ともにロングポジションで攻めるしかないといった形状となっているが、個人的にはここからのロングはコストが悪いと判断してそろそろ控えて行きたい。小さなロットからゆっくりとショートポジションを構築する方がベターと考えている。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12