COZUCHI(コヅチ)の特別優先権の仕組みは?獲得する方法や注意点も

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不動産投資型クラウドファンディングCOZUCHI(コヅチ)は、1万円から投資ができ、運用はプロに任せられます。利回りが比較的高く、優先劣後方式により元本毀損リスクを軽減できるなどの特徴から多くの投資家に利用されています。

COZUCHIには特有のサービスとして「特別優先権」という権利があります。

本記事では、COZUCHIの特別優先権の特徴や使用方法、獲得方法、注意点などについて解説します。COZUCHIの不動産投資型クラウドファンディングに興味がある方はご参考ください。

目次

  1. COZUCHI(コヅチ)の特別優先権とは
    1-1.希望するファンドに優先的に投資できる権利
    1-2.これまで特別優先権が活用されたファンドは
    1-3.特別優先権の使用方法
  2. COZUCHI(コヅチ)の特別優先権を獲得する方法
  3. COZUCHI(コヅチ)の特別優先権の注意点
    3-1.特別優先権の使用期間は付与されてから1年間
    3-2.特別優先権があっても確実に投資できるわけではない
  4. まとめ

1.COZUCHI(コヅチ)の特別優先権とは

不動産投資型クラウドファンディング「COZUCHI(コヅチ)」COZUCHI(コヅチ)は、LAETOLI株式会社が運営している不動産投資型クラウドファンディングです。2022年10月時点で、210億円超の募集実績があります。不動産投資型クラウドファンディングサービスとしては、業界をけん引するトップクラスのサービスの一つです。

COZUCHIの特別優先権は、対象となる抽選方式のファンドに優先的に申し込むことができる権利です。具体的な、COZUCHIの特別優先権の特徴や活用されたファンド、使用方法などについて見ていきましょう。

1-1.希望するファンドに優先的に投資できる権利

COZUCHIの特別優先権は、対象となる抽選方式のファンドの優先募集に限り権利を使用できます。COZUCHIでは、一般募集の前に特別優先権を持つ投資家を対象とした優先募集を行うファンドが多数あります。

例えば、人気が集まりやすいファンドがあった場合でも、特別優先権があれば投資できる可能性が高まります。また、特別優先権がないと投資できないファンドも存在しています。

特別優先権では、権利そのものに申し込み金額の上限はありません。申し込みの上限はファンドごとに設定された申し込みの上限金額です。

特別優先権の使用期間は、権利付与後1年間で、使用できる回数は1回のみです。権利の使用期間はファンドの募集状況によって延長になる場合があります。

1-2.これまで特別優先権が活用されたファンドは

これまでに、COZUCHIの特別優先権が活用されたファンドは、次のとおりです。

ファンド名 募集金額 特別優先募集期間/金額 一般募集期間
神宮前開発プロジェクトフェーズ1 3億円 9月19日19時〜9月20日13時/1.5億円 9月21日19時〜9月26日13時
渋谷駅前開発プロジェクトフェーズ1 15億7,430万円 9月3日19時〜9月9日13時/全額 一般募集なし
自由が丘一棟ビルフェーズ1 12億円 8月24日19時〜8月25日13時/6億円 9月1日19時〜9月5日13時
広尾一棟ビル 4億5,000万円 8月17日19時〜8月19日13時/2.25億円 8月20日19時〜8月23日13時
市ヶ谷区分オフィス 7億4,000万円 8月13日19時〜8月15日13時/3.7億円 8月16日19時〜8月19日13時
市ヶ谷区分店舗 1億7,000万円 8月10日19時〜8月12日13時/0.85億円 8月13日19時〜8月17日13時
湯島事業用地フェーズ1 22億円 8月3日19時〜8月5日13時/11億円 8月6日19時〜8月12日13時
代々木公園事業用地 追加買取ファンド 4億4,000万円 7月7日19時〜7月8日13時/3億円 7月9日19時〜7月14日13時

上記のファンドでは、それまでに付与された特別優先権を使って、一般募集期間より早い特別優先募集期間に申し込めます。中には、特別優先募集のみで一般募集がないファンドもあります。

1-3.特別優先権の使用方法

COZUCHIの特別優先権は、対象となるファンドの特別優先募集期間に申し込むことで、事前の手続きなどは必要なく使用することができます。

また、特別優先権を使用しない場合は、ファンドの一般募集期間に申し込みをします。ファンドによっては、特別優先募集期間または一般募集期間のどちらか一方しかない場合もあります。

特別優先権を使用したい場合は、対象となるファンドに特別優先募集期間があるかを事前に確認しましょう。

2.COZUCHI(コヅチ)の特別優先権を獲得する方法

特別優先権を獲得する方法は、ファンドによって異なります。ファンド別の特別優先権付与条件と対象の事例は、次のとおりです。

ファンド名 特別優先権の付与条件・対象
自由が丘一棟ビルフェーズ1 1次募集・2次募集のいずれかに応募して総額30万円以上の投資をした方に特別優先権を付与
虎ノ門再開発プロジェクトフェーズ1 1次募集:投資をした方には無条件で特別優先権を付与
2次募集:50万円以上の投資で特別優先権を付与

上記のように、特別優先権を付与するファンドで一定金額以上の投資を行うと、特別優先権を獲得できます。すべてのファンドが特別優先権を付与しているわけではないので、注意してください。

なお「自由が丘一棟ビルフェ-ズ1」で獲得した特別優先権を使用できるのは「渋谷駅前開発プロジェクトフェ-ズ1」ファンドのみです。「虎ノ門再開発プロジェクトフェ-ズ1」で獲得する特別優先権については、使用するファンドの指定はありません。

特別優先権が付与されるタイミングは「自由が丘一棟ビルフェ-ズ1」が、入金締切日の2022年9月8日、「虎ノ門再開発プロジェクトフェ-ズ1」については、運用開始日となる2022年6月20日でした。

特別優先権を獲得したい場合は、事前に付与条件や対象を確認しておくと良いでしょう。

3.COZUCHI(コヅチ)の特別優先権の注意点

特別優先権の特徴や使用方法だけでなく、注意点を把握しておけば投資の際のミスを減らすことができます。ここでは、特別優先権の注意点について見ていきましょう。

3-1.特別優先権の使用期間は付与されてから1年間

COZUCHIの特別優先権は、使用期間が定められています。特別優先権の使用期間は、権利が付与されてから1年間です。ただし、ファンドの募集状況によって延長の場合もあります。

特別優先権付与日から1年間使用しなければ、権利は消滅します。「権利を使いたかったが知らないうちに1年が過ぎて消滅していた」とならないように注意しましょう。

また、次のような場合にも特別優先権が消滅します。

  • 特別優先募集期間に申し込み出資が確定した場合 ※出資金の払込の有無にかかわらず特別優先権は消滅
  • 特別優先権付与後に「自由が丘一棟ビルフェ-ズ1」または「虎ノ門再開発プロジェクトフェ-ズ1」への出資を運用期間中に解約や解除、買取申請をした場合

なお、次のような場合は、権利は消滅せずに継続します。

  • 特別優先募集期間に申し込みをして抽選結果が落選の場合
  • 一般募集期間に申し込みをした場合

3-2.特別優先権があっても確実に投資できるわけではない

特別優先権があっても、希望のファンドに必ず投資できるとは限りません。特別優先権は、あくまでも「優先的に申し込める権利」であるためです。

特別優先募集期間の募集方式は「抽選」となるため、多くの申し込みがあった場合には希望ファンドへ出資できないことがあります。「特別優先権=出資が確定する権利」ではない、という点に留意しておきましょう。

また、すべてのファンドで特別優先募集を行うわけではありません。新しいファンドが発表されたら、特別優先募集があるかを確認しましょう。

まとめ

ここでは、COZUCHIの特別優先権の特徴や使用方法、獲得方法、注意点などについて解説しました。

COZUCHIの特別優先権を使用すると、対象となる抽選方式のファンドに優先的に申し込めるのでチャンスが広がります。対象のファンドで条件をクリアすれば、権利を獲得することが可能です。

ただし、特別優先権は使用期間や使用回数などが決まっています。また、すべてのファンドで権利を使用できるわけではないことにも注意しましょう

不動産投資型クラウドファンディングCOZUCHIの利用を考えている方は、ここで紹介した内容を参考にしてみてください。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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