FUNDINNO調達企業でM&A事例が成立。投資家332名が最大4.4倍の投資回収実現

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株式会社FUNDINNOが運営する株式投資型クラウドファンディング(CF)「FUNDINNO(ファンディーノ)」で資金調達を行ったInnovation Farm株式会社のM&A(合併・買収)が成立し、株主に投資資金が還元された。ファンディーノ社の10月4日の発表によると、Innovation Farm社は8月30日付で東証プライム上場のあいホールディングス株式会社の子会社となった。この取引に関連して投資回収をした投資家は332名、うち175名の投資家が4.4倍の投資回収を実現した。

なお、このM&Aでは、ファンディーノ社が運営する未上場株式のセカンダリーマーケット「FUNDINNO MARKET」が活用された。

株式投資型CFで、投資先企業がM&Aを決定した場合、M&A先や投資先企業が本新株予約権を取得し、投資家には金銭が支払われる。一方 M&A先による投資先企業の買収額が不足する場合は、投資額の一部しか支払われない、また、支払いが行われないこともある。

Innovation Farm 社は、IoTプラットフォームの提供とロボット・IoT 関連分野の受託開発を手掛けるベンチャー。2019年9月、21年10月の計2回、ファンディーノで資金調達を行った。22年2月にFUNDINNO MARKETで銘柄を組成、 7月の取引でM&Aを実現した。この取引はFUNDINNOのEXIT事例となるが、株式投資型CFを利用して資金調達を行った企業が東証プライム上場企業の子会社になる事例は国内初という。

FUNDINNOでは、TOKYO PRO Marketへの上場事例も発生するなどベンチャー企業の新たな成長手段として活用が進んでいる。 また、FUNDINNO MARKETも利用者人数は6289名(22年9月28日現在)となり、 株主コミュニティ制度を運営する証券会社では最大規模となっている。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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