不動産投資の総合サイト「RENOSY(リノシー)」を運営する株式会社GA technologiesは11月18日、自社開発の不動産仕入れ支援システム「Tech Supplier(テックサプライヤー)」を「SUPPLIER by RENOSY(サプライヤー バイ リノシー)」としてリニューアルした。より安定した不動産運用が見込める物件選定プロセスを確立するため、AIによる家賃予測などの機能を拡充している。
これまで同社は、顧客のニーズに即した高品質な商品提案と自社内の生産性向上のため、AI専門部署が中心となり自社開発した不動産仕入れ支援システムを、不動産投資サービス「RENOSY」で運用してきた。
このシステムには、データに基づく客観的な物件選定、図面入り不動産広告(マイソク)の自動読み取り、優良物件のレコメンド、契約書類の半自動生成など、不動産仕入れに必要な業務をワンストップでサポートする機能を搭載。不動産仕入れにかかる時間を66%削減するなどの効果を実現している。さらに、これまでのサービス運営で蓄積したデータを活用することで、AIの予測精度も向上した。

新たに追加されたAIを用いた家賃予測機能は、これまで⼀部を人の手で行っていた長期保有における家賃下落リスクなどを加味し、長期での不動産価値評価が可能となった。同社は「さらに安定した不動産運用が見込める物件選定プロセスを確立した」としている。現在は自社内での物件選定に活用しているが、今後は顧客向けの様々なメディアやアプリケーションを通じ、⼀部顧客への提供も計画している。
同社は不動産とITを組み合わせた不動産テック総合ブランド「RENOSY」をはじめ、住宅ローン申し込みプラットフォームサービス「MORTGAGE GATEWAY by RENOSY(モーゲージ ゲートウェイ バイ リノシー)」、「BEST BASHO(ベスト場所)」や「BLUEPRINT by RENOSY」など、AIやRPAを活用した研究開発、中古マンションのリノベーション設計施工を展開している。
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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