株式会社シノケングループは11月1日、阪急阪神不動産株式会社がオーストラリアで組成する不動産ファンドへの出資を介して、シドニー市のオフィス兼商業施設「60 Margaret」を取得するにあたり、フィナンシャルアドバイザリーサービスを提供したと発表した。シノケングループ社は2006年に上海・香港に進出し、以降はシンガポール、インドネシアとアジアを中心に海外展開を進めており、本件はオセアニア地域で受注する初の案件となる。
同社は近年、インドネシアでの事業に注力しており、15年に同国進出以降、用地仕入から建築、サービスアパートメント(桜テラスシリーズ)の運営、REITライセンスを活用した各種ファンドの組成・運営とアドバイザリーサービス、同国の大学・看護学校と提携した特定技能人材の誘致など、多種多様な事業・サービスを展開してきた。
子会社のPT.Shinoken Asset ManagementIndonesiが、同国で唯一の外資系不動産ファンド運営会社として、ファンドの組成・運営を行うと共に、先般取得した日系企業唯一の投資アドバイザリーライセンスを活用し、案件・事業パートナーの紹介、取引実行までのディールサポート、取引実行後のバリューアップなどをサポートするアドバイザリーサービスを提供している。今年、阪急阪神不動産社の子会社が西ジャカルタの商業施設を取得する際、フィナンシャルアドバイザーしてサービスを提供。アジア以外での受注に繋がった。
60 Margareは、シドニー市街地のメインストリートに面し、官庁・企業・商業施設が集中するエリア内にある地上37階建ての複合施設。三菱地所グループのMEC GLOBAL PARTNERS ASIAならびにオーストラリア地場不動産会社であるAshe Morgan社なども出資している。
シノケングループは、これまでの国内外での不動産ファンドやREITの組成・運営の経験や知見などに基づき、案件の検討段階からクロージングに関するドキュメンテーションまでをサポートした。
「今後はアジア・オセアニア地域をはじめ「世界中のあらゆる地域へのサービス展開を視野に、海外事業を展開する企業へのアドバイザリーサービス、当社グループの総合力やアジア諸国で培った知見をフル活用し、サービスの拡充を図っていく」としている。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定のサービス・ファンドの利用や購入などを勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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