米テキサス州、エネルギー企業ボイコットの金融機関10社公表。州ファンドのダイベスト対象に
米テキサス州のグレン・ヘガー州財務長官は8月24日、エネルギー企業への投融資をボイコットしていると判断した金融機関10社を公表した(*1)。年金基金など同州の政府系ファンドを通じたダイベストメント(投資撤退)の対象となる。
米テキサス州のグレン・ヘガー州財務長官は8月24日、エネルギー企業への投融資をボイコットしていると判断した金融機関10社を公表した(*1)。年金基金など同州の政府系ファンドを通じたダイベストメント(投資撤退)の対象となる。
米国最大級の公的年金であるニューヨーク州退職年金基金は2月9日、低炭素社会移行への取り組みが十分でないと判断したシェールオイル・ガス企業21社からダイベスト(投資撤退)することを発表した。21社のなかには米シェール大手のパイオニア・ナチュラル・リソーシズ(ティッカーシンボル:PXD)や米シェール老舗のチェサピーク・エナジー(CHK)などが含まれている。
さまざまな業界でESGをふまえた経営の実践が試みられている。投資の世界においても、いまやESG(環境・社会・ガバナンス)投資は世界の潮流となっている状況だ。今回はその分野のグローバルリーダーにして世界最大級の政府系ファンドである「ノルウェー政府年金基金(GPFG)」を中心に、近年急速に広がっているダイベストメント(#1)の動きを紹介したい。
米国の資産運用会社のMorgan Creek Digital(モルガン・クリーク・デジタル)は、ブロックチェーン業界向けのVCファンド設立のため、約4,000万米ドル(約44億3,000万円)の資金調達を行なった。仮想通貨・ブロックチェーンメディアThe Blockが2月12日付けで報じている。