株式会社SBI証券は3月22日、証券総合口座600万口座を達成したと発表した。「2001年に実施した手数料の大幅引き下げを契機として個人投資家から多くの支持をいただき、口座数だけではなく、預り資産残高、株式委託売買代金もネット証券ナンバーワン(口座開設数上位5社のSBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券との比較)の地位を築いている」とアピールする。
1999年のインターネット取引のサービス開始以来、「業界最低水準の手数料で業界最高水準のサービス」の提供に注力してきた。 最近では2019年から「ネオ証券化(オンラインでの国内株式取引の手数料や現在投資家が負担している一部費用の無料化を図ること)」の実現に向け、各種手数料の引き下げ 無料化を積極的に実施。20年10月には国内株式取引「アクティブプラン」で現物、信用(制度・一般)の各取引の手数料無料の範囲を100万円(1日の約定代金合計額)まで拡大し、最大300万円までの取引を無料とした。ほかにも、信用取引の大口優遇プログラムの拡充など、取引コストの低減における他社との差別化は顕著だ。
預り資産残高および株式委託売買代金では、20年12月末時点でそれぞれ前年同期比22.9%増の17.2兆円、前年同期比(第3四半期累計)69.6%増の104兆6842億円となった。
今後も「顧客中心主義」を経営理念に、インターネット取引のサービス拡充や各取引ツールのUI/UXの改善などを図る。また、オンライン総合証券として、金融商品仲介業者(IFA)の営業網やコールセンターなどインターネット以外のチャネルの活用やオープンアライアンス戦略の推進によりリテール業務の拡大するとともに、地域金融機関と連携した「地方創生」やホールセール業務も強化していく方針。今回の600万口座達成を記念してキャンペーンを実施する予定で、詳細を近日ウェブで公開する。
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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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