株式会社みんなの銀行は、大規模な噴火災害に見舞われたトンガ王国へ総額72万6,106円を支援金として寄付したと発表した。
みんなの銀行は「みんなでつくる、みんなの銀行プロジェクト」の活動の一環として、2022年1月25日〜3月31日まで『トンガにつなげよう、Cheer Box』と『トンガにつなげよう、Cheerコード』の2つの取り組みを実施。『トンガにつなげよう、Cheer Box』では、みんなの銀行のBox機能で「トンガにつなげよう」の9文字を含む名前を付けた貯蓄預金を対象に、預金残高の1%を支援金とした。『トンガにつなげよう、Cheerコード』は顧客が新たに口座開設を行い、対象コードを入力すると1,500円が支援される仕組み。2つの取り組みで集まった総額72万6,106円を、みんなの銀行が公益財団法人日本財団「トンガ救済基金」へ寄付した。
本プロジェクトが始まったきっかけは、ある顧客からの切実な声だったという。2022年1月18日、以下のような声がみんなの銀行に届けられた。
「今トンガの人々は、不安で怖くて心細いおもいをしているっていうのに、自分には何もできやしない。『少しでも力になりたい』。深夜だろうが早朝だろうが、そう心が動いた時に、みんなの銀行の口座からスグに義援金を振り出せる仕組みがあったらスゴいと思った。」#みんなでつくるみんなの銀行
みんなの銀行はこの声に発奮。同社がミッションに掲げている「みんなに価値のあるつながりを。」の旗印の下、同社が価値を仲介するプラットフォームとして、目的別の貯蓄機能「Box」を応用した『みんなのCheer Box』と「お友だち紹介プログラム」を応用した『みんなのCheer コード』の仕組みを活用して、想いがトンガ王国へ届く仕組みをつくり、支援へとつなげた。
同社は今回の寄付に際し「被災されたみなさまが一日も早く平穏な生活を取り戻されることを心よりお祈り申し上げます」とコメントを発表した。
【関連リリース】みんなの銀行「あなたの声がカタチになり、応援になる。『みんなのCheer Box』と『みんなのCheerコード』によるトンガ王国支援の取組み ーみんなでつくる、みんなの銀行プロジェクトー」
【関連サイト】日本財団「トンガ救援基金」

HEDGE GUIDE 編集部 寄付チーム

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