リガイド(RE-Guide)の評判は?メリット・デメリットや売却実績も

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自宅の住み替えや両親から相続した空き家・マンション等を売却するときに役立つのが「不動産一括査定サービス」です。不動産の一括査定サービスは複数の不動産会社に同時に物件の売却価格を査定してもらえるため便利ですが、どのサイトで申し込めば良いかで悩んでいる方も少なくありません。

そこでこの記事では不動産一括査定サイトの老舗である「RE-Guide(リガイド)」をご紹介します。リガイドの特徴、メリット・デメリットのほか、評判や利用手順について詳しく説明していきます。不動産一括査定サービス選びで悩んでいる方は参考にしてみてください。

目次

  1. リガイドとは?5つの特徴・メリット
    1-1.最大10社からの不動産査定が可能
    1-2.全国対応で大手から地域密着型の不動産会社まで網羅
    1-3.収益物件の査定実績も豊富
    1-4.信頼と実績を積み重ねた老舗サービス、査定精度の高さも魅力
    1-5.フォーム入力時にYahoo!やFacebookの情報が引き継ぎ可能
  2. リガイドのデメリット・注意点
    2-1.不動産一括査定時の入力項目数がやや多い
    2-2.査定会社全てに訪問査定を依頼すると対応の手間が増える
  3. リガイドの評判・概要
  4. リガイドの利用手順と注意点
    4-1.不動産一括査定を申し込む流れ
    4-2.実際の入力項目
  5. まとめ

1 リガイドとは?5つの特徴・メリット

リガイド(RE-Guide)
サービス名 リガイド(RE-Guide)
URL https://www.re-guide.jp/assess/
運営会社名 株式会社ウェイブダッシュ
本社所在地 東京都千代田区霞が関3-2-6 東京倶楽部ビルディング11F
設立 2014年9月(合併前の(旧)株式会社ウェイブダッシュは1990年2月設立)
資本金 1億円
上場有無 未上場
査定物件 ・分譲マンション
・投資用マンション
・一戸建て
・土地
・アパート一棟
・マンション一棟
・事務所・店舗ビル一棟
・事務所・店舗ビル一室 等
買取サービス あり(提案会社による)
査定依頼費用 無料

※2022年6月時点の情報となります。最新情報に関しては上記サイトを御覧ください。

リガイドは、2006年にSBI不動産一括査定としてサービスを開始(※2016年2月にサイト名変更)し、2023年時点では17年目になる不動産一括査定の老舗サイトです。

リガイドでは900社以上の不動産会社の中から最大10社の査定が受けられます。提携する不動産会社は独自審査により厳選された会社のみとなっており、大手起業から地域密着型の中小規模の不動産屋まで多様なタイプが揃っています。

Yahoo!やFacebookをよく利用している場合なら、個人情報の入力時に情報を引き継ぐこともできるので、簡単に済ませることができます。他にも「お客様の声」、不動産売却ガイド、Q&A、自宅売却必勝法、不動産の鑑定評価など売却に関する様々なお役立ちが提供されています。

それではリガイドのメリットを詳しく見ていきましょう。

1-1 最大10社への不動産査定が可能

リガイドでは最大10社の不動産会社に査定を申し込むことが可能です。査定価格は不動産会社により数百万円以上の差になることもあるため、より多くの会社に査定をしてもらうことで希望通りの売却が実現しやすくなります。

不動産一括査定サイトを利用する場合、ネット上での簡易査定(机上査定)で相場や不動産会社を調べ、その上で訪問査定を依頼する会社を選ぶという流れになります。売却の依頼先となる不動産会社にも、対象不動産の種類(戸建てかマンションか等)により得意・不得意が分かれるので、リガイドはこのような会社選びでも役立ちます。

1-2 全国対応で大手から地域密着型の不動産会社まで網羅

リガイドは全国の不動産会社に査定を依頼することが可能です。提携する不動産会社は全国展開の富裕層顧客を多数抱える大手企業から、地域に根差した地域密着型の中小会社などが含まれています。

不動産会社は市区町村単位で参加しているため、都会のワンルームから地方の戸建てなど各物件の販売に精通した不動産会社を見つけやすいでしょう。

1-3 収益物件の査定実績も豊富

リガイドでは収益物件の査定も行っています。リガイドの提携会社の中には大手不動産会社のほか、収益物件の査定・売却に強みがある会社も登録されているため、他サービスと比べて収益物件の売却もしやすくなっています。

リガイドの収益物件査定サイト

収益物件の売却では、住居用不動産の売却とは異なる市場分析や売却価格の算出、売却方法などを検討する必要があるため、収益物件の取り扱いが豊富な会社を選ぶことが重要です。リガイドでは収益物件の取り扱いに長けた会社を見つけることができるので、不動産投資家の方にも向いています。

1-4 信頼と実績を積み重ねた老舗サービス、査定精度の高さも魅力

リガイドは、掲載する不動産会社を独自審査を通過した企業のみとすることで、サービスの質を担保しています。また、他のサイトよりも査定時の入力項目が少し多いというデメリットはありますが、そのぶん査定精度が高く、査定時に出された金額と実際の売却額が大きくかい離するといったケースが少ないというメリットがあります。

リガイドの不動産査定と売却額の実績

物件エリア・種別 査定額 売却額
京都市中京区 マンション 1080万円 1050万円
宇都宮市 戸建て 1700万円 1550万円
練馬区 マンション 800万円 800万円
名古屋市緑区 戸建て 1800万円 1800万円
岐阜市 マンション 3000万円 3280万円
札幌市東区 マンション 1600万円 1500万円
愛知県犬山市 土地 1436万円 1430万円
三重県桑名市 マンション 2980万円 3150万円
熊本市 戸建て 864万円 880万円
川崎市 マンション 2700万円 2550万円
宇都宮市 戸建て 790万円 680万円
新宿区 戸建て 7800万円 7500万円
長崎市 戸建て 1350万円 1000万円
山形市 戸建て 1800万円 1760万円
札幌市白石区 土地 2980万円 2900万円
都内 マンション 4000万円台後半 4000万円台中盤

※リガイド調べ

1-5 フォーム入力時にYahoo!やFacebookの情報が引き継ぎ可能

査定時の情報入力では、1度の入力で複数の会社に一括で依頼できますが、氏名や住所など個人情報の入力を手間に感じる方もいます。その点、リガイドでは、Yahoo!やFacebookのアカウントを持っていれば氏名やメールアドレスなどの個人情報を引き継ぐことができるので、入力を簡単に済ませられます。

2 リガイドのデメリット・注意点

リガイドを利用する際は、次のようなデメリットや注意点があることも留意しておきましょう。

2-1 不動産一括査定時の入力項目数がやや多い

リガイドの不動産一括査定は、物件の査定精度を高めるために、他サービスよりも入力項目が多くなっています。そのため、入力時の手間は増えますが、その後の売却では査定時の価格と実際の売却の価格のギャップが少なくなり、不動産売却全体の手間を軽減できる可能性があります。

2-2 査定会社全てに訪問査定を依頼すると対応の手間が増える

正確な査定価格を提示してもらうためには訪問査定が必要になりますが、査定をしてくれた全ての会社に訪問査定を依頼すると、その日程調整と対応が手間になる場合もあります。また、査定後の営業電話や営業メールに悩まされることもあるでしょう。

リガイドでは1度に最大10社の査定をもらえて便利ですが、訪問査定を依頼する会社はある程度絞っておくことが重要です。

3 リガイドの評判・口コミ

リガイドを実際に利用した方の評判・評価について見ていきましょう。

  • 1番高い査定額を提示してくれた不動産会社へ頼んだ。物件周辺の情報なども豊富で、担当者が熱心に接してくれた
  • ネットの不動産一括査定で売れるのか半信半疑だったが、不動産会社に依頼をしてからは話が早く、手間なく物件が売却できた
  • 知らない知識などが多かったこともあり、色々な会社から話を聞くことが出来て良かった
  • 査定額通りに売れなかった時の対応についても一緒に検討してくれた
  • 2ヶ月で売却でき、査定額よりも高く売ることができた
  • 査定額満額で、購入をしたときより高く売れた
  • 難しい物件だから売れないかもな…と少し諦めていたが、リガイド不動産一括査定サイトを利用してから約1か月後には無事に売却することができた

リガイドに関する口コミをもっと見る

中央区のマンションを売却した方からは、「査定依頼後すぐに複数の不動産会社から連絡がもらえ、手間もかからないで交渉もしやすかった」と、手続面のスムーズさが評価されています。さらに、複数の会社に査定を依頼することで「物件の周辺情報も教えてもらえ、売却額の感覚が掴めた」と、価格面での目安を把握できた点も高評価です。

京都市のマンションを売却した方は、不動産会社を自分で探さずに済んだ点とサイトの利用が簡単だった点を評価しています。複数の不動産会社からの提示額をみると300万円の差があったため、最も高い価格を提示してくれた会社を選んでいます。

さらに、価格だけでなく「地元の事情に強い不動産会社で物件や周辺の情報量も豊富で、担当者が熱心に対応してくれた」点を不動産会社の選定理由に挙げました。結果的に1カ月程度で売却できたのは、多くの会社に査定してもらい、物件や周辺地域の情報に詳しい会社を選べたことが大きかったと評価しています。

次に、栃木県宇都宮市の戸建てを売却した方は、売却依頼してから3ヶ月程度の短い期間で売却できた点を評価しています。また、「複数社からの査定額を確認できたことで、凡その相場が把握でき高く売ることに繋がった」としました。

練馬区のマンションを売却した方は、「7、8年前に購入した時の価格より高く売却できた。もしリガイドを利用していなかったら、もっと低い価格で売却したかもしれない」と評価しています。また、「5社に査定を依頼して3社からすぐに返事がもらえた反応の早さも良かった」と述べています。

4 リガイドの利用手順と注意点

リガイドで不動産一括査定を申し込む手順と注意したいポイントを確認しておきましょう。

4-1 不動産一括査定を申し込む流れ

リガイドの不動産一括査定および本査定に進む手順は以下の通りです。

  1. リガイドの不動産一括査定サイトにアクセスする
  2. トップページ上部にある無料査定の入力欄に必要項目を入力する
  3. 対応可能な不動産会社から簡易査定の物件価格が提示される
  4. 査定価格を提示してきた不動会社に訪問査定を依頼する
  5. 媒介契約する会社を選び売却を進める

不動産一括査定を申し込んだ後は、自分の物件に適した誠実で売却に熱心な会社を選ぶことが重要です。査定価格が高い会社を優先的に選んでも、物件や実際の周辺地域の状況をよく知らなかったり、売上優先の売却活動をする会社だったりする場合があるからです。

信頼できる不動産会社かどうかは、その会社の実績や得意分野、評判・口コミなどを参考にしましょう。

4-2 実際の入力項目

実際の入力方法も紹介しておきます。まず、リガイドトップページの入力欄の項目である①物件の地域、②市区町村、③町名、④物件種別の内容を選んでいきます。

入力が終了し、右側の「無料 査定スタート」のボタンをクリックすれば次の情報入力画面に変わります。

不動産一括査定依頼フォームへの入力

次は査定を依頼する物件の詳しい情報を入力していきます。入力項目は以下の通りです。

  • 物件種別
  • 物件の住所
  • 面積
  • 間取り
  • 築年
  • 現況(「居住中」「賃貸中」「空室」から選択)

上記項目をすべて入力したら下部の「次へ」のボタンをクリックし、個人情報の入力に移ります。

個人情報等の入力

氏名、電話番号、メールアドレス、所有者、希望の売却時期、査定方法(訪問/簡易)、希望の連絡日などの個人情報を入力しますが、ここでYahoo!等の情報を利用することも可能です。

入力を終えると対応してくれる不動産会社が表示されるので、その中から査定してもらいたい会社を選びます。

最後に「買い替え予定」「希望売却価格」「訪問の希望日」「希望・要望(自由記入)」などの項目を入力すれば査定依頼は完了です。

5 まとめ

希望する価格や時期に売却するためには、その物件や地域などの情報が豊富で実績も豊富な不動産会社を選ぶことが重要です。独自審査を通過した不動産会社の中から、1度に最大10社まで申し込めるリガイドの不動産一括査定は、幅広く選択肢を検討したい方や色々な会社に話を聞いてみたいという方に役に立つでしょう。

この記事を参考に、リガイドのサービス検討と満足のいくスムーズな不動産売却を進めてみて下さい。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チームは、不動産投資や金融知識が豊富なメンバーが不動産投資の基礎知識からローン融資のポイント、他の投資手法との客観的な比較などを初心者向けにわかりやすく解説しています。/未来がもっと楽しみになる金融メディア「HEDGE GUIDE」