2018年春に政府が副業解禁を後押し!サラリーマンに今おすすめの副業を徹底比較

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厚生労働省は働き方改革の一貫で、企業が就業規則を作成する際に参照する「モデル就業規則」を来春までに改定する方向で動いています。この改定で原則禁止とされていた副業が解禁されることとなり、中小企業はもちろん大企業にも影響が波及していくことが予想されます。

この記事では、モデル就業規則の改定のポイントと、企業で働く方におすすめの副業について考えていきたいと思います。

モデル就業規則改定のポイント

就業規則は、常時10人以上の従業員を有する企業が、所轄の労働基準監督署長に届け出なければならないとされているものです。モデル就業規則は、企業が就業規則を作成・届出する際の参考になるよう、厚生労働省のサイト上で掲載されている就業規則の規程例や解説となります。

つまり、多くの企業がモデル就業規則をベースにして自社の就業規則を作成するため、モデル就業規則が変われば企業の就業規則も大きく変わることが予想されるのです。以下では、このモデル就業規則の何がどう変わるかを見ていきましょう。

今回の改定では、労働者の遵守事項における副業・兼業に関する規定(「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」)を削除し、新しく以下の規定を新設することが提示されています。

現在の副業・兼業に関する規定箇所

(遵守事項)第11条 労働者は、以下の事項を守らなければならない。
①許可なく職務以外の目的で会社の施設、物品等を使用しないこと。
②職務に関連して自己の利益を図り、又は他より不当に金品を借用し、若しくは贈与を受ける等不正な行為を行わないこと。
③勤務中は職務に専念し、正当な理由なく勤務場所を離れないこと。
④会社の名誉や信用を損なう行為をしないこと。
⑤在職中及び退職後においても、業務上知り得た会社、取引先等の機密を漏洩しないこと。
⑥許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。
⑦酒気を帯びて就業しないこと。
⑧その他労働者としてふさわしくない行為をしないこと。

(懲戒の事由)第62条労働者が次のいずれかに該当するときは、情状に応じ、けん責、減給又は出勤停止とする。
①~⑥(略)
⑦第11条、第13条、第14条に違反したとき。
⑧(略)2(略

新設予定の項目

(副業・兼業)
第65条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。
2 労働者 は、前項の業務に従事するにあたっては、事前に、会社に所定の届出を行うものとする。
3 第1項の業務が第 11 条第1号から第5号に該当する場合には、会社は、これを禁止又は制限することができる。

これまでは、許可なく他の会社の業務に従事すると懲戒処分になるという非常に重い罰則が規定されていたため、副業というのは実質的に「してはいけないもの」「ごく一部の人だけがするもの」として扱われていましたが、今回の改定により、事前に届け出を行えば業務や会社の営業に支障をきたさない範囲で勤務時間外に副業してもよい、という規定に変更されることになります。

この改定以降に新たに就業規則を作成する企業はもちろん、すでに就業規則を作成・届出している企業も、従業員の満足度向上や採用力の強化などの観点から規則の見直しを図っていくことが想定されます。副業することが当たり前、という時代が到来することもそう遠い未来ではなくなるでしょう。

副業の特徴を徹底比較

副業を制限・禁止されないためには、勤務中の職務に支障が出ず勤務時間外に取り組めるものや、会社の事業と競業したりしない分野を考慮して選ぶ必要があります。以下では、改定のポイントを踏まえた上で副業ごとの特徴やメリット・デメリットを整理しましたので副業選びの際に参考にして下さい。

副業の比較表
上の表で黄色くハイライトした行が、「本業に支障を来さないかどうか」という点と「副業で稼ぐことができるのか」という点に関わる箇所となります。

これらの副業に関する関係性を「収入が多い・少ない」「作業時間が多い・少ない」の切り口で整理してみると以下のような図となります。

不動産投資などの副業比較図

初期投資が少ないクラウドソーシングやアフィリエイトなどは、収入をつくるために相応の作業時間が必要となります。一方、初期投資が大きい不動産投資や株式投資・FX投資投資は、収入が多い上に手間が少ないというメリットがある一方で、値下がりなどで収支がマイナスとなることがありますので、十分なリスクヘッジが必要です。

以下では、それぞれの副業について詳しく解説をしていきたいと思います。

クラウドソーシング:無理なく取り組めるが、収入が少ない

比較項目 クラウドソーシング
副業の概要 オンライン上でデータ入力やライティングなどのタスクを請け負う
開始に必要な時間 ○(少ない。サービス登録やプロフィール充実など)
開始後に必要な時間 ×(非常に多い。タスクをこなさないと収入が入ってこないため)
本業に専念できるか △(ケースによる。受注したタスクが見積もりより多かった場合は勤務時間外だけで終わらない場合がある)
初期投資 ○(PC機器・各種ソフトなど。ほとんどかからない)
開始後の費用 ○(ほとんどかからない)
毎月の収入額 ×(数千円~数万円。1タスクあたり数百円前後のため、数をこなす必要がある)
向いている人 ルーチン作業が苦にならない人、大きな金額を稼ぐつもりのない人
主なリスク 発注者からの評価が悪いと、次からの仕事が受けづらくなる

クラウドソーシングは初期費用ゼロで本業に支障を来さないように取り組むことはできますが、かける時間が少ないと得られる収入が少なくなりがちというネックがあります。クラウドソーシングはデータ入力やライティングなど一つのタスクが数百円と低単価なものが多く、まとまった金額を稼ぐためにはかなりの時間を費やす必要があります。

アフィリエイト:色々なスキルとまとまった作業時間が必要

比較項目 アフィリエイト
副業の概要 オンライン上にコンテンツを公開し、広告収入を稼ぐ。動画投稿で稼ぐ場合はYoutuber。
開始に必要な時間 △(それなりに必要。アカウント開設や各種初期設定など)
開始後に必要な時間 ×(非常に多い。競合が多いため、安定的に稼げるようになるためには、少なくとも数百時間は費やす必要があるため)
本業に専念できるか ○(専念できる。空いている時間で作業すれば良いため)
初期投資 △(ドメイン・サーバー代、各種サービス利用料、各種機器、スキル習得の研修費用)
開始後の費用 △(コンテンツ制作に必要な経費、スキルアップのための研修費用)
毎月の収入額 △(数百円~数万円。コンテンツの質やマーケティングスキル、作業時間などに大きく左右される)
向いている人 発信できるコンテンツをもっている人や、ウェブマーケティングのスキルが高い人
主なリスク コンテンツの炎上リスクやアクセスなどの変動リスク

アフィリエイトもクラウドソーシング同様に、初期費用ゼロで本業に支障を来さないように取り組むことができますが、一定以上の売上を上げるためには試行錯誤の時間も含めて数百時間のまとまった時間をかける必要があります。

アフィリエイトで数万円を稼ぐには、ネットスキルはもちろん、マーケティングのスキルやセールスのスキルも必要となりますので、ビジネスの総合力が求められることとなります。また、アクセスを稼げるようになるには数百時間をかけて質の高いコンテンツを作り続ける必要がありますので、売上が立つまでは数カ月から数年単位の時間や多くの手間が必要となります。

サービス代行:収入は上げられるものの、分野や対応に注意が必要

比較項目 サービス代行
副業の概要 職務で培ったスキルや趣味・特技を活かした代行ビジネス
開始に必要な時間 ×(本格的に取り組む場合は非常に多くなる。サービス価格の決定、申込書や契約書の準備、法人登記など)
開始後に必要な時間 △(ケースにより異なる。高付加価値な代行サービスを提供する場合は少なくて済むが、低付加価値な代行サービスはアルバイトに近くなるため)
本業に専念できるか ×(専念できないケースが多い。勤務中にクライアントから連絡が来ることがあるため)
初期投資 △(登記費用、事務用品、オフィス代など)
開始後の費用 △(オフィス代などの固定費、サービス提供に必要な仕入れの原価、交通費、会議費、通信費など)
毎月の収入額 △(1案件の金額は数千円~数万円と大きいが、受注状況に左右され売上は安定しない)
向いている人 高付加価値なスキルを有している人、人脈が豊富な人、営業が苦にならない人
主なリスク 本業との競業リスクや、職務に専念できないリスク

クラウドソーシングなどと比べて高い収入は上げられるものの、注意が必要となるのがサービス代行です。アルバイトのような形式であれば本業に影響することはありませんが、高付加価値なサービス(価格の高いサービス)を事業者として提供する場合は、相応のサポートを求められることとなります。その場合、顧客やクライアントから勤務中にも対応することが求められるケースも考えられるため、副業の枠を超えてしまう可能性があります。また、会社の事業と競業しないように注意を払う必要があります。

株式投資・FX投資:初期投資や自己資金が必要

比較項目 株式投資・FX投資
副業の概要 株式や外貨を売買して利ざやを稼いだり、株式の配当などを受け取る
開始に必要な時間 ○(少ない。口座開設や銘柄選定など)
開始後に必要な時間 △(ケースにより異なる。投資金額が大きくなればなるほど、毎日の情報収集の時間が必要となるため)
本業に専念できるか ×(1日の損失が1ヶ月分の給与などになったりするケースがあり、値動きで仕事に身が入らなくなる人も多い)
初期投資 △(自己資金の用意が必要)
開始後の費用 △(売買手数料、キャピタルゲイン税、書籍や情報サービスなどの情報収集費用)
毎月の収入額 △(ケースによる。大きな利益を出せる人もいるが、マイナスになるケースも)
向いている人 ハイリスク・ハイリターンで稼ぎたい人、日中も自由に時間が使える人、自己資金に余裕がある人、情報収集の速度や精度が高い人
主なリスク 政治・経済・金融などの動向、企業業績などによる価格変動リスク、FXでレバレッジをかけていると投資額以上の借金を背負うリスクなど

株式投資・FX投資なども副業としてよく取り上げられます。クラウドソーシング・アフィリエイト・サービス代行などと株式投資・FX投資が大きく異なる点は、手間が少なくて済む代わりに一定以上の金額を稼ぐには初期投資(自己資金)が必要な点と、収入がマイナスになるリスクがある点です。

株式投資・FX投資はハイリスク・ハイリターンである上に、日中に大きな値動きが生じることも多いため、勤務中に株価や通貨の動向などが気になってしまうという方も少なくありません。勤務中にアプリなどで頻繁に株価の確認や取引を行っていると、職務への専念義務に引っかかってしまうケースに該当してしまいますので注意が必要です。

不動産投資:手間が少なく収入も多いがリスクヘッジが必要

比較項目 不動産投資
副業の概要 保有している不動産や購入した不動産を賃貸で運用する
開始に必要な時間 ×(比較的多い。物件の内見や売買契約締結、登記手続きなど)
開始後に必要な時間 ○(ほとんど必要ない。賃貸管理を外注することがほとんどで、手を動かさなければいけないことはほぼ無いため)
本業に専念できるか ○(専念できる。運用・管理をすべて外注できるため)
初期投資 ×(融資・売買手数料、物件購入費、登記費用、印紙税、不動産取得税など)
開始後の費用 △(賃貸管理の外注費用:賃料の5%前後、固定資産税など)
毎月の収入額 ○(数万円~数十万円。入居率に収入が左右されるものの、賃料は安定的で金額も大きい)
向いている人 勤続が安定している人(融資がつきやすいため)、投資・資産運用がしてみたい人、長期投資がしたい人、本業に集中したい人
主なリスク 不動産価格の値下がりリスクや空室リスク

一方、不動産投資は「投資」と名がついていますが、実際は「不動産賃貸事業」となるため、株式投資・FX投資とは少々毛色が異なります。株式投資やFX投資が主に売買による利ざや獲得(キャピタルゲイン)を目指していることに対して、不動産投資では毎月の家賃収入(インカムゲイン)を得ることが主な投資目的となります。

不動産の価格は年単位で緩やかに動くため、株式投資やFX投資投資のように勤務中に気になるということはなく、購入後の管理も賃貸管理会社に丸投げしてしまうことができるのでほとんど手間がかからないというメリットがあります。また、他の副業と比べて初期投資が多いぶん、毎月の収入も数万円~数十万円と大きな規模を見込むことができます。

開始時の初期費用が多いという点については、5年前・10年前までは不動産購入価格の何割かを自己資金として用意する必要がありましたが、近年の金融緩和により融資がつきやすくなっており、融資に強い不動産投資会社を使えば頭金ゼロのフルローンで不動産投資を開始することも可能になってきており、始めるハードルが以前よりもかなり低くなってきています。

また、もう一方のデメリットは、不動産の価格が下がる可能性があるという点です。この点については、不動産価格は入居率や賃料と連動している側面が大きいので、長期的に賃貸の実需が見込める(高い入居率や賃料を維持できる)都内などのエリアの物件や、人気の高いハイクオリティな物件に絞ることで一定のリスクヘッジをすることが可能です。たとえば、都内でハイクオリティな物件を提供している不動産投資会社としては、シノケンプロデュースという上場企業があります。この会社は融資にも強いという特長があるため、自己資金に不安があるという方にもおすすめです。

まとめ

モデル就業規則の改定で企業の副業解禁が大きく後押しされることになります。現在、副業をご検討中の方やこれから検討してみたい方は、今回の記事を参考にしていただき、ローリスク・ローリターンならクラウドソーシングやアフィリエイト、ハイリスク・ハイリターンなら株式投資・FX投資、ミドルリスク・ミドルリターンなら不動産投資のように、自分のスタイルに合った副業を考えてみましょう。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チームは、不動産投資や金融知識が豊富なメンバーが不動産投資の基礎知識からローン融資のポイント、他の投資手法との客観的な比較などを初心者向けにわかりやすく解説しています。/未来がもっと楽しみになる金融メディア「HEDGE GUIDE」