株式会社SBI証券と三井住友カード株式会社は2月5日、三井住友カードが発行するクレジットカードで投資信託が買える「投信積立サービス」とSBI証券での取引状況に応じてSMBCグループの共通ポイント「Vポイント」が貯まる「Vポイントサービス」を6月30日に開始すると発表した。
投信積立サービスは、三井住友カードのクレジットカードで投資信託の積立買付が可能となる。決算は5万円/月を上限として、決済金額の0.5%分のVポイントが付与される。顧客自身による証券口座への入金は不要で、また、決済金額に対しVポイントが付与されるので、現金による投信積立より好条件で積立投資を続けられる仕組み。
Vポイントサービスは、三井住友カードのウェブサイト経由でSBI証券口座を開設し、かつVポイント対象カードを持つ顧客専用のサービス。資産運用を行うと、国内株式等の買付や投資信託の保有残高などに応じて、資産運用でVポイントが貯まる。例を挙げると、国内株式現物取引(国内株式手数料マイレージ)では、スタンダードプランおよびPTS取引の月刊合計手数料の3%相当のポイント、投資信託取引(投信マイレージ)では、対象投資信託の月間平均保有額が1000万円未満の場合は年率0.1%相当のポイント、1000万円以上の場合は年率0.2%相当のポイントが付与される。また、新規口座開設完了後にVポイントサービスを設定した際に100ポイント、国内株式移管入庫は1回につき100ポイントをそれぞれ付与する。
6月のサービス開始に先立ち、 SBI証券の顧客を対象に、2月8日から4月30日まで、三井住友カードの新規入会とカード利用でVポイントをプレゼントする共同キャンペーンを実施する。
両社は2020年7月に「新たな資産運用サービス」を開始すると発表していた。今後、 三井住友カード「Vpass」アプリ上でのSBI証券総合口座情報の表示、 Vポイント1ポイント=1円としてSBI証券の投資信託の買付に利用出来る「Vポイント投資」を順次開始する予定だ。
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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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