株式会社SBIネオモバイル証券は12月2日からiDeCo(個人型確定拠出年金)の受付けの取扱いを開始した。iDeCoは、月々5000円から掛金を積み立て、投資信託等の金融商品を自分で選んで運用する私的年金。掛金全額が所得控除の対象となり、運用益は非課税、受取り時にも控除など税負担が軽減されることから、将来に備える資産形成の手段のなかでも節税効果が高いとして注目されている。
SBIネオモバイル証券の対象商品は、SBI証券のiDeCoで取扱いのある預金、投資信託など低コスト・多様性にこだわり選定した「セレクトプラン」か、SBI 証券で従来から提供してきた「オリジナルプラン」から選択できる。口座開設手数料、運営管理手数料とも無料。
同社はiDeCoの運営管理機関である株式会社SBI証券から委託を受け、自社の顧客に向けiDeCoのサービスを提供する。SBI証券は2005年からIDeCoサービスを開始、19年9月末時点で口座数は30万口座を突破している。SBIネオモバイル証券のiDeCoは、コストや運用実績などを統合的にかんがみ選定した35商品をラインナップする。
iDeCoと企業型確定拠出年金は、それぞれ加入対象者の条件が定められていることから、利用申し込みの際はまず、サービスサイトの「対象者判定フォーム」から自営業者、会社員等、公務員、専業主婦(夫)などの選択肢から、自分に当てはまるボタンをクリック。「加入できる」と判定されたら、管理口座開設、掛金の拠出、運用開始へと進む。
同社はこれまでも「Tポイント」を使った株式投資「ネオモバ」をはじめ、「ネオモバ株アプリ」や「ひとかぶIPO」などの投資体験がより親しみやすくなる商品・サービスを提供してきた。iDeCoの取扱い開始により「お客さまの長期・積立・分散の資産形成を支援できるようになる」としている。
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