年収800万円以上の外資系・日系企業社員の副業調査、外資は「不動産投資」がトップ

年収800万円の正社員で副業をしている人は外資系・日系企業ともに2割程度、副業の内容は外資系企業が「不動産投資」、日系企業社員は「コンサルティング・セミナー登壇・研修」がトップ――。人材紹介・派遣大手のエンワールド・ジャパン株式会社が11月7日発表した副業の実態調査で、こんな結果が出た。現在副業をしている人は日系・外資企業でほぼ同じ割合だが、内容が大きく異なる。副業での年収は「100万円~499万円」が最多だった。

調査は同社のサービス登録者で、現在正社員で働いている年収800万円以上の人を対象にアンケートを行い、1028名から回答を得た。「現在、副業をしている」と回答したのは外資系企業社員19%、日系企業社員22%。理由については、外資系・日系ともに「収入」が第1位。もっともポイント差が大きかったのは「本業の専門性を活かして経験を積む・専門知識を極める」が外資系28%に対して日系は41%に上った。勤務先で副業が許可されているかという設問には、「許可されている」のは外資系49%、日系37%で外資系が多い。さらに、副業実施率は外資系の場合、本業の年収1500万円以上の人が1500万円未満の人よりも高かった。

副業の内容は外資系のトップ3は「不動産投資」(25%)、 「コンサルティング・セミナー登壇・研修」(24%)、「株式投資・FX・仮想通貨への投資」(22%)。一方、日系のトップ3は「コンサルティング・セミナー登壇・研修」(34%)、「マーケティング(広告、商品企画など)」(25%)、「経営(企業、店舗、事業開発など)」(20%)で、不動産投資は上位に入っていない。副業のみでの年収は、もっとも多かったのは「100万円以上~499万円以下」(外資系35%、日系36%)、次が「10万円以上~49万円以下」(同19%、30%)と、ゼロが一桁も違う結果となった。

副業が本業に与えている影響を伺ったところ、「ポジティブな影響」と回答したのは、外資系48%、日系63%。日系のほうが本業にポジティブに影響していると回答した割合が高い。具体的にどう影響しているかについては外資系、日系共に 「副業で得た知見・スキルが本業で活きている」(同30%、50%)、「副業で得た人脈が本業で活きている」(同15%、12%)が挙がった。

現在副業をしていない人に「副業をしたいと思うか」という設問には、約8割が「副業をしたい」(外資系75%、日系77%)と回答。「副業をしたいと思う」理由の第1位は「収入」(同66%、66%)だった。

一方、「副業をしていない理由」としては外資系では「本業が忙しい・時間が作れない」(29%)、日系では「会社が禁止している」(43%)が最多。「副業をしたくない理由」の1位は「余暇は副業以外のことに利用したい(家族との時間・趣味の充実など)」(外資系63%、日系69%)。もっとも差が大きかったのは「本業で十分な収入を得ている」(外資系55%、日系35%)で、外資系企業社員の回答が20ポイントも上回った。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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