AIを活用したロボアドバイザー「楽ラップ」を提供する楽天証券は10月26日、楽ラップが提供する9つの資産運用コースの運用状況をまとめた「運用状況徹底解説(2018年9月末)」を公表した。
楽ラップは、資産運用計画の提案から実際の運用やリバランスまでを自動で行う、投資一任型のロボアドバイザーだ。楽ラップでは、最低投資額10万円から手軽に国際分散投資が行えることが可能で、株式や債券、REITなどの資産配分が異なる5種類のコースが基本資産運用コースとして用意されている。さらに、急激な株式の値動きによる資産の値動きを抑える「下落ショック軽減機能」(TVT機能)を搭載したコースが4種類用意されており、収益性を追求したい方からとにかく慎重に運用したいという方まで、さまざまな目的で資産運用が可能なことが特徴だ。
今回発表された運用状況は以下の通りだ。
2018年7月~9月の四半期においては、楽ラップの全コースにおいてプラスの運用成績となりました。7月は、米中貿易戦争への懸念低下および堅調な企業業績により株式市場を中心に上昇し、楽ラップのパフォーマンスを押し上げました。8月は、トルコ情勢の緊迫化等により新興国を中心に軟調に推移し、楽ラップは小幅ながらマイナスとなりました。9月に入ると再び上昇に転じ、米国株式は史上最高値を更新するなど堅調に推移しました。 その結果、2018年7月~9月の四半期ベースの楽ラップのパフォーマンスは+1.3%~+4.8%のプラスとなりました。
引用:楽ラップ 「運用状況」
ロボアドバイザーは少額からでも資産運用が可能な手軽さと同時に、資産運用のプロと同レベルの運用を低コストで行うことができる安心・信頼から、働く世代を中心に注目を集める資産運用ツールだ。楽ラップ以外にもさまざまなロボアドバイザーが各社から提供されており、新規アカウント開設者を対象としたキャンペーンも実施しているので、これを機にロボアドバイザーについて情報を集めてみることもおすすめだ。
【参照記事】運用状況
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