楽天証券株式会社の「つみたてNISA」口座数が2021年2月末時点で前年同月比約2倍の109万4776口座に到達した。20年3月に51万口座に到達してから、過去最短の約11カ月で50万口座増となった。
つみたてNISAは、少額から始められて非課税期間が長いことから、老後資金の不足が社会問題化した2019年から需要を伸ばしている。同社は株式やFXなどに加え、 楽天グループの一員として「楽天エコシステム(経済圏)」の強みを最大限に活かした各種サービスの拡充などを行い、投資初心者・若年層の取り込みに奏功、新規口座開設数は2018年から3年連続で業界最多を維持している。
特に 投信積立のサービスでは「楽天ポイント」を積立額に充当できる「ポイント投資」や、「楽天カード」の1%ポイント還元付きの投信積立サービスなどを展開している。その結果、 つみたてNISAの口座数は、20年12月末に国内シェア29.0%に拡大。つみたてNISA口座の62%を30代以下が占めており(同社調べ)、これから資産形成を行う世代に、 投資への第一歩として利用されていることがうかがえる。
なお、同社は3月6日からコールセンターの土日営業を開始し、週末も投資信託とつみたてNISAのサポートを行う。
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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