昨日のビットコイン相場は下落。50,000ドルの大台を達成していたが、結局上値追いの動きとはならず調整安の展開に。
イエレン財務長官のBTC批判やウォーレン議員のイエレン議長擁護発言が上値を重さに寄与した格好。また、アメリカの経済対策で1,400ドルの配布について所得宣言を加えられる可能性が出てきたことからリスクアセットが下落し、ビットコインも下落する動きとなっている。米国10年債金利も1.55%を超える動きとなってきており「米金利上昇 → 株価の調整 → ビットコイン下落」という動きにも見えており、引き続き株の急落には注意したいところ。
しかし経済対策や景気刺激策は継続していることから、大きく急落する局面においては株は拾っていく動きも見られるため、ビットコインが急落した場合は淡々と拾っていきたいか。
テクニカルでは中期的な下落方向を示しつつあり、一旦は上昇したタイミングではショートエントリーを検討。フィボナッチリトレースメントでは3分2戻しの位置で止まっており、ここを抜けた場合は45,000ドル付近までの下落の可能性がある。方向感は難しいため、ヒゲをキャッチするようなトレードを行ってもいいか。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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