満足度の高いネット証券で楽天証券が初の総合1位に。オリコン顧客満足度調査

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株式会社oricon ME(オリコンエムイー)は1月4日、「オリコン顧客満足度」でネット証券、iDeCo証券会社、FX取引についての満足度調査(調査対象企業46社、調査対象者数1万2116人)の結果を発表した。ネット証券部門では「楽天証券」が初の総合1位、「提供情報」「取引のしやすさ」の2項目でも1位に選ばれた。iDeCo証券会社では「マネックス証券」が2年連続の総合1位、初の全評価項目1位を獲得した。

ネット証券ランキングは過去3年に1回以上、インターネット経由で証券会社の投資商品の運用を行っている(運用商品の種類や運用商品数は問わない)全国の20~84歳までの利用者を対象に実施。 14回目の発表となる今回は、69.24点を獲得した楽天証券株式会社が前年の得点と順位(68.72点/3位)を上回り、初の総合1位になった。サービスを構成する8つの評価項目では「提供情報」「取引のしやすさ」の2項目でも1位。また、投資スタイル別「スイングトレード」「中・長期トレード」、運用商品別「国内株式」、そしてデバイス別の「PC」「スマートフォン」「アプリ」でもトップを独占。 なかでも「アプリ」は2019年から3年連続の1位となっている。

ネット証券の利用者4,044人にサービスの選定理由(複数回答)を聴取したところ「手数料の安さ」が最多の35.5%。以下「口座開設が簡単」が30.5%、「信用度」23.3%、「取引のしやすさ」が20.2%と続く。

その他の評価項目別ランキングでは、 総合2位の松井証券株式会社が「問い合わせ」「システムの安定性」の2項目、 総合3位の株式会社SBI証券が「取扱商品」、 総合4位の株式会社SBIネオトレード証券が「取引手数料」「資金管理」の2項目、 総合6位の岡三オンライン株式会社が「分析ツール」で、 それぞれ1位になった。

4回目となるレベル別ランキングでは松井証券が初の1位に選ばれた。レベル別「初心者」で獲得した70.90点は、前回1位のSBI証券の69.76点を上回り、同部門別ランキングの過去最高得点を更新した。

運用商品別ランキングでは、楽天証券が「国内株式」部門で初の1位。 また 投資信託(ETFを除く)の利用者を対象にした「投資信託」部門ではフィデリティ証券株式会社が3年連続の1位を守った。

前回から調査発表を開始したiDeCo証券会社ランキングは個人型確定拠出年金「イデコ」を取り扱っている証券会社で、 過去4年以内にイデコの運用を開始し、現在運用している(ただし、掛金の積立を停止している人は対象外)全国の20~59歳までの利用者2575人を対象とした。マネックス証券株式会社が2年連続で総合1位となり、前回の64.65点を上回る総合得点65.94点を獲得したほか、 今回初の全評価項目でも1位となった。「申込み手続き」「取扱商品」「提供情報」「サポート体制」「サイトの使いやすさ」といった項目で高く評価された。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

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