マネックス証券株式会社は「証券投資の日」の10月4日、新ブランドビジョン「大切なものに投資をしよう」を発表した。併せて、全国のマネックス証券口座保有者に実施した「大切なもの」と「投資」について尋ねるオンラインアンケート(回答数7179)の結果を公表した。
新ブランドビジョンには、投資がただお金を増やすだけの活動ではなく、人や暮らし、環境を含めたお客様のあらゆる「大切なもの」の現在や未来を守る活動である、という想いを込めた。併せてオープンした特設サイトでは、「大切なもの」に投資をしながら活躍している8名に実施したインタビューを掲載。写真家の根本絵梨子さん、実業家でパラアルペンスキーヤーの青木大和さんらが、大切なものを守る中、「投資」や「お金」がどのような存在で、自身の事業、社会貢献活動、家族などの「大切なもの」にどのように繋がっているかを語っている。
同社では、コロナ禍による生活スタイルの変化や制約が「新たな気づきや発見を生み、個々人の『大切なもの』は何かを考え、見直す機会になった」と考え、証券投資の日をきっかけに、「投資を通して各々が自分の『大切なもの』のためにできることを発信する」を新たなブランドビジョンに掲げた。
アンケート調査は緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の解除前となる9月16日~20日に実施。「今の自分にとって一番『大切なもの』」を聞く質問には、「家族」が44.7%、「健康」が39.5%だった。コロナ禍で健康により一層関心を持った人、家族と過ごす時間が増えたことで改めて家族のことを思った回答者が多い。
次に、「あなたにとって「投資」とはなんでしょうか?」を訊ねたところ、「資産運用」が59.8%と、資産運用をしている方にとっては「投資」=「お金」というイメージは強くあることが伺えた。一方で「自分の将来のための活動」という回答は27.8%、「学ぶツールや社会貢献活動」も10.1%あり、投資をお金と結びつけず、未来のための活動と解釈している人も一定数いることがわかった。
「今、何のために資産運用をしていますか?」という質問では、資産運用の目的は「老後の備え」が約半数と最多に。「自由に使えるお金が欲しい」「資産運用が趣味」という回答のほかに、「子どもの教育資金」「高額なものの購入資金」「起業、事業資金」など将来に備えて資産運用する方が見受けられた。資産運用は「現在」より、未来の自分や大切なもののために行われていることがうかがえる。
投資の日は、日本証券業協会が1996年に設定。「10(とう)」と「4(し)」の語呂合わせで、より多くの人々に証券投資に興味・関心を持ってもらうことが目的。
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