ビットバンク(bitbank)の初心者におすすめの使い方【仮想通貨取引所の元トレーダーが解説】

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今回は、ビットバンクの使い方について、大手仮想通貨取引所トレーダーとしての勤務経験を持ち現在では仮想通貨コンテンツの提供事業を執り行う中島 翔 氏(Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12)に解説していただきました。

国内の仮想通貨(暗号資産)取引所の中でも、ビットバンク(bitbank)は流動性の高さ、アルトコインの取り扱い数の多さ、マーケット情報の充実度などで初心者におすすめの事業者です。今回はビットバンクの使い方をトレーダー目線で解説します。

目次

  1. ビットバンクの概要
  2. 仮想通貨取引所としての基本的なスペック
  3. ビットバンクの初心者へのおすすめポイント
    3-1. アルトコインの種類が豊富
    3-2. レンディングサービスの利用が可能
    3-3. 充実したマーケット情報
  4. 初心者におすすめ!マーケット情報の使い方
    4-1. 市況・相場分析
    4-2. 調査レポート
    4-3. ニュース速報
    4-4. 暗号資産の教科書
  5. トレーダーにおすすめ!ビットバンクの活用法
    5-1. プロのトレードを学ぶ
    5-2. 日々の情報収集
  6. まとめ

①ビットバンクの概要

仮想通貨取引所・販売所のbitbank
ビットバンクはビットバンク株式会社が運営する2014年5月に設立された国内4番目の仮想通貨取引所です。仮想通貨・ブロックチェーンの教育ビジネスである「ブロックチェーン大学校」を開校するなど、取引所だけではなく普及面に関しても積極的な展開をしています。2018年5月にはリップル(XRP)の出来高で世界一を記録するなど、流動性の高さにも定評のある仮想通貨取引所です。

②仮想通貨取引所としての基本的なスペック

2021年9月現在、国内の仮想通貨取引所の中でも多様な仮想通貨を取り扱っており、取り扱いコインとしては以下の11種類となります。

  • 取扱いコイン:11種類(2021年10月現在)

    ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、イーサリアム(ETH)、モナコイン(MONA)、ビットコインキャッシュ(BCC)、ステラルーメン(XLM)、クアンタム(QTUM)、ベーシック・アテンション・トークン(BAT)、オー・エム・ジー(OMG)、シンボル(XYM)。トレードで使える「取引所方式」の取扱銘柄としては、仮想通貨に対してJPYとBTCとのぺアリングで計19種類あります。

  • スプレッド
    短期トレードに使用できる「取引所」のスプレッドはビットコインで0.02%(常に一定ではない)と、国内の仮想通貨取引所の中でも最狭水準のスプレッドを実現しています。

③ビットバンクの初心者へのおすすめポイント

次にビットバンクの初心者へのおすすめポイントを解説します。

1.アルトコインの種類が豊富

トレーダーにとってアルトコインのボラティリティ(価格変動)の大きさは魅力的ですが、アルトコインは総じて時価総額の低いため、流動性が低い点が課題でもあります。

マイナーなアルトコインほど十分な流動性を確保するのが難しいですが、ビットバンクは取引所の取引量が国内1位であり、アルトコインの保有量も非常に大きい取引所なので、アルトコイン市場の流動性も他社に比べて行い易くなっています。スキャルピングやデイトレードなどのトレードスタイルの方は、アルトコインをトレードするならビットバンクがおすすめです。

2.レンディングサービスの利用が可能

仮想通貨を長期運用する際に、ただ寝かせておくのではなく保有しているコインを貸し出すことで報酬を貰えるレンディングサービスも便利です。

短期投資にかける資産割合は資産全体の30%程度が最適です。短期投資分はスキャルピングやデイトレードなどでアクティブに運用し、長期投資分はレンディングサービスを使用して運用する方法が最適だと思います。

3.充実したマーケット情報

bitbank
仮想通貨はIT技術の最先端でもあり、仮想通貨初心者の方にとっては分からないことも多い分野だと思います。ビットバンクのサイト『マーケット情報(https://markets.bitbank.cc/)』はクオリティが高く、ブロックチェーンの基礎知識から、トレードの方法、最新ニュースまで幅広く網羅しており、仮想通貨初心者の方が仮想通貨を学びながらトレードできる環境を提供しています。

④初心者におすすめ!マーケット情報の使い方

それでは次に、初心者におすすめのビットバンクのマーケット情報の使い方について解説します。マーケット情報のコンテンツは以下のカテゴリに分かれています。

1.市況・相場分析

1日に2本から3本更新される、ビットコインやリップル、ベーシックアテンショントークンなどビットバンクで取り扱いのある仮想通貨のマーケットアナリストによる相場分析。テクニカル分析はもちろんファンダメンタルズ分析に関しても解説されています。

2.調査レポート

調査レポートはどちらかと言うとファンダメンタルズの大きな流れと仮想通貨市場に与える影響についてまとめられているもので、週に1本程度公開されています。

3.ニュース速報

ニュース速報は仮想通貨関連のニュースをリアルタイムで届けてくれる便利なページです。このニュースを一通り見ることで、仮想通貨業界で今何が起こっているのか把握することができます。

4.暗号資産の教科書

暗号資産の教科書は、仮想通貨初心者向けにブロックチェーン技術に関するトピックスや仮想通貨そのものに関する基本的なことが開設されたコラム集です。

⑤トレーダーにおすすめ!ビットバンクの活用法

最後に、これらの情報をトレーダーとしてどのように利用できるか解説します。仮想通貨投資の初心者の方は、トレードだけではなく仮想通貨のファンダメンタルズの側面を理解するためにも仮想通貨の理解を深める必要があります。

そのために使用したいのが「暗号資産の教科書」です。8つのコラムで構成されており、1-2時間もあれば通読することができるでしょう。仮想通貨初心者の方は、まず「暗号資産の教科書」を通読されることをお勧めします。

1.プロのトレードを学ぶ

プロのアナリストによる「市況・相場分析」と「調査レポート」を読むことで仮想通貨トレードの手法を学ぶことができます。2021年9月現在で、バックナンバーを含む2,128件の「市況・相場分析」と5,440件の「調査レポート」の合計7,568件の膨大な記事があります。全てを読むことは難しいですが、少なくとも過去1年分に目を通しておくと、仮想通貨トレードのやり方が自然と頭に入ると思います。

またバックナンバーを遡ることで過去の値動きにおいて、その時どのようなことが起こったのかを把握できます。つまり、仮想通貨トレーダーとしてのケーススタディを学習するコンテンツとして最適な内容となっています。

2.日々の情報収集

仮想通貨のファンダメンタルズに関する情報は、他の金融商品と比べてまだまだ少ないのが現状です。仮想通貨関連のニュースがまとまっているサイトも少なく、ビットバンクのニュース速報を取得することで日々のトレードに必要な情報収集も可能となります。

⑥まとめ

ビットバンクは、短期トレードに役立つ流動性の高さ、長期投資に便利なレンディングサービスを備えています。膨大な量の相場分析を活用できるので、仮想通貨初心者の方がトレードを始める際にも最適な仮想通貨取引所です。この機会に是非、ビットバンクの口座開設を検討して頂くと良いでしょう。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12