コロナ禍で冬のボーナス減、若年層の資産運用・副業ニーズ高まる。マネックス証券調査

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冬のボーナス、減った?増えた?公務員なら?マネックス証券株式会社は11月30日、スマホ投資「ferci(フェルシー)」に関するユーザー向けレポート「ferci Newsletter」で、コロナ禍でボーナス減少が顕在化する中、将来への不安と資産運用に関する調査結果を発表した。

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が11月9日に発表した2020年冬のボーナス見通しで、厚生労働省「毎月勤労統計調査 」ベースで見た民間企業の2020年冬のボーナス見通しは一人あたり平均支給額が34万7806円で、前年比10.7%減だった。調査はこの数値を参考に、フェルシーのアンケートモニターを対象に同月実施、回答者は780名だった。

まず、若年層の約8割が、「将来への不安を感じている」と回答した。具体的にどういう将来不安かという設問には、20代の回答として「お金についての不安(91.9%)」と「仕事についての不安(65.1%)」が顕著になっている。

同社は「不安の解消方法として、この世代は他年代と比較して副業や資産運用が上位になっている。お金に関する不安の解消方法としては資産運用が副業と並ぶ存在になってきている」と見る。

では、「不安を解消するためにすべきだと思うこと」はなんだろうか。20〜30代と40〜50代の回答を比較すると、相対的に若年層が「資産運用、自己投資、副業」の回答が目立つことに加え、資産運用との回答が47.7%と、副業を上回る結果になった。

不安を解消するためにすべきだと思うこと

さらに、資産運用を始めるにあたっての最初の一歩について聞いたところ、投資未経験層の約5割が「誰かに相談する」と回答。「投資経験あり」の2割と比較すると倍以上となった。関心や需要が高まる一方、特に投資未経験者にとっては「誰かに相談できる」ことが最初の一歩を踏み出すきっかけになることも導き出された。

このうち、相談するうえでのハードルとして「誰に相談していいかわからない」という回答が約6割となっており、相談ニーズに対する適切な場が十分に提供されていないとも取れる。実際に、コロナ禍においてオンライン相談ニーズの高まりもあり、11月30日時点でフェルシーの累計口コミ投稿件数は1万件を突破しているという。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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