昨日のビットコイン相場は大幅下落。節目の20,000ドルにタッチする雰囲気となっていたが、NY時間午前中19,900ドル付近から一気にロングポジション調整による巻き戻しと、短期的なロングが切らされた格好となり1,000ドル近く急落。一時18,000ドル台前半まで調整安も下げ渋る動きも見せており18,000ドル台後半で推移している。
アルトコインも同様に調整安となっており、ビットコインと大きな差は見られていない。
テクニカルで見るとビットコインは短期的に19,900ドル付近で三番天井をつける形状となっており、19,000ドルにレジスタンスラインが見えてきていることから本日はここを突破するか下落するかに注目。調整安の下値目処は18,400ドル付近がフィボナッチの38.2%戻しの位置となっているため、この水準を見ておきたい。
若干取引高も減少している印象で、上昇ムード一服感の雰囲気も出てき始めている。しかし先週の急落から回復してきていることもあり方向感は出にくいと思料。
米国株はコロナ対策法案で95兆円の法案が出ているようなニュースから楽観的な見方が広がり上昇。日経平均株価も26,000円台後半まで持ち直しているが、27,000円を突破する強さはなくなってきているか。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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