スマホ投資サービス「LINE証券」は2月8日、「つみたてNISA」の提供を開始した。毎月1000円と少額から積み立て投資ができ、「LINEポイント」の利用も可能。LINE証券で人気の「eMAXIS Slim」シリーズや、今回追加したつみたてNISA専用商品の「野村スリーゼロ先進国株式投信」への投資もできる。
つみたてNISAは少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度で、年間40万円まで投資でき、最長20年まで利益が非課税となる。対象の商品は国が定めた基準をクリアした長期の資産運用に適した投資信託のみとなっているため、投資初心者も利用しやすい。LINE証券では2021年5月から、無料通話アプリ「LINE」で申込できる個人型確定拠出年金「LINEのiDeCo」を提供しており、ニーズが高かったつみたてNISAにも対応した。
運営元のLINE証券株式会社によると、同社サービスの利用者は20代から30代の資産形成層が5割以上、投資未経験者には6割以上、つみたてNISAも20代から30代の資産形成層が5割以上、投資未経験者の割合が8割以上(日本証券業協会調べ)となっており、 LINE証券のユーザーに提供することで利用者増を見込む。
毎月、最低1000円の少額から、つみたてNISAの上限月3万3333円まで1円単位で金額を設定できる。引き落としは「LINE Pay」の残高、またはLINE Payに登録されている銀行口座の選択ができるため、設定が簡単。ただし、LINE Payのチャージ&ペイや「Visa LINE Payクレジットカード」は引落し方法として使用できない。
積み立て設定時に「LINEポイントを利用する」にチェックを入れると、貯めたLINEポイントを1ポイント=1円で利用可能。 LINE Payなどで貯めたポイントで、つみたてNISAで投資ができる。投資は、厳選された32銘柄のラインナップ8銘柄に、つみたてNISA専用のファンドとして野村スリーゼロ先進国株式投信を追加。日本を除く先進国株に分散投資ができるもので、2030年12月31日まで運用手数料0円。ネット証券では唯一の取り扱い(同社調べ)となる。
つみたてNISAの取り扱いは、ネット証券大手は既に展開しているが、同社は引き落とし予定などをLINEで通知、入金忘れを防ぐことができるほか、つみたて金額の設定なども画面から簡単に変更できるなど、通話アプリとしての機能も生かす。
提供を記念して、つみたてNISAの口座開設完了でLINEポイントをプレゼントするキャンペーンを2月8日から4月30日まで実施する。期間中に口座開設が完了した先着3万名にLINEポイント200Ptをプレゼントする。
【関連サイト】LINE証券
【関連サイト】LINE FX[PR]
【関連記事】LINE証券の評判・概要
【関連記事】LINE FXの評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム
最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム (全て見る)
- 楽天証券、内閣府令改正でクレカ決済月額上限を10万円に引上げ。マネックス証券も対応 - 2024年3月11日
- 楽天証券、つみたてNISAの始め方は?口座開設手順、銘柄の選び方など - 2023年12月13日
- AI業界に投資できる人気の投資信託は?5本の必要金額や成績を比較【2023年12月】 - 2023年12月10日
- SMBC日興証券、 投資信託情報サービス「日興の投信NISA」開始 - 2023年11月28日
- SBI証券、新NISAでの投信積立受付開始。11/18投信積立機能を拡充 - 2023年10月18日