証券会社の選び方は?株の買い方は?初心者のための株式投資の始め方ガイド

株式投資を始めたいと思っているけれど、実際にどこから手を付けたらいいのか、どうやって始めたらいいのかわからないという方もいらっしゃると思います。そこで今回は、「初心者のための株式投資の始め方ガイド」として、株式投資の始め方から、株式の購入方法まで解説していきたいと思います。

目次

  1. 証券口座を開設する
    1-1.証券口座を選ぶポイント
    1-2.証券口座には3つの種類がある
  2. 証券口座に入金する
    2-1.証券口座にはいくら入金すればいいのか
  3. 購入する株式銘柄を選択する
  4. 注文を出して株式を購入する
    4-1.株式を売却する場合も方法は同じ
  5. まとめ

1.証券口座を開設する

株式投資を始めたいのであれば、まずは証券口座を開設する必要があります。証券口座というのは、一般的な銀行の口座とは異なり、自分が株式を購入するための資金や、実際に購入した株式などを預けておくためのものです。いわば、投資専用の口座といえます。

また、現金の預け入れや払い戻しにも対応していますが、銀行振込や固定費などの引き落としには対応していません。さらに、証券口座にあるお金を出し入れしたい場合は、基本的に証券口座の開設時に指定している銀行口座を通じて行う必要があります。

証券口座を開設するためには、ネット上での手続きもしくは郵送での手続きとなるのが一般的です。ネット証券であれば、早ければ申し込みの翌日には証券口座を開設することができます。一方、郵送での手続きの場合、申し込みから証券口座の開設まで1週間程度かかることがあります。

1-1.証券口座を選ぶポイント

証券口座開設に対応している証券会社はたくさんあるので、どの証券会社を選べばいいのかよくわからないという人は多いものです。

証券口座を開設する際に気を付けたいポイントは、以下の3つです。

  1. 手数料が低いこと
  2. 無料で投資情報をたくさん入手できること
  3. 取り扱っている金融商品が豊富であること

特に、これから投資を始めたいと思って証券口座を開設する場合は、「手数料」「投資情報」に注目するといいでしょう。

投資の頻度にもよりますが、1日や1ヶ月で何回も株式の売買を繰り返すのであれば、手数料が低いほどコストを抑えることができます。一方で、手数料が低くないものの担当者から投資のアドバイスを受けることができる証券会社もありますので、自分が希望するスタイルに合わせて証券会社を選ぶといいでしょう。

また、証券口座を開設すると、その証券会社から投資の参考になる情報を無料で入手することができます。こういった情報には通常有料で配信されている内容もあるため、これから投資を始める人にとっては有益といえます。

証券会社によって提供されている情報サービスに違いがありますので、どのような情報を入手できるのか、ということにフォーカスするのも証券会社選びの1つの方法となります。

1-2.証券口座には3つの種類がある

また、証券口座には3種類あることも理解しておきましょう。具体的には以下の3種類となります。

  1. 特定口座(源泉徴収あり)
  2. 特定口座(源泉徴収なし)
  3. 一般口座

株式投資で得た利益には、合計20.315%(所得税15.315%、住民税5%)の税金がかかります。それぞれの口座では、税金の申告方法や支払方法が異なります。

源泉徴収ありの特定口座の場合、証券会社が損益を計算してくれて、利益から税金をあらかじめ徴収して納めてくれます。そのため、税金の計算や納付の手間を省くことができます。

源泉徴収なしの特定口座の場合、証券会社が1年分の損益計算を行ってくれますが、確定申告による税の申告と納付は自分で行わなければなりません。

ただし、株式取引の利益が年間20万円以下の場合は申告が免除されたり、損失が発生した場合には損益通算による節税効果(ただし株式等譲渡所得内での損失繰越となり、その他所得とは合算できません)も期待できたりするため、少額のみの取引を考えている場合や、自分で確定申告を行っている場合は、検討する価値はあるといえるでしょう。

最後に、一般口座を開設した場合でも通常通り株式取引を行うことは可能ですが、すべての損益を自分で計算したり、そのうえで確定申告を行ったりする必要があり、運用していくための手間が掛かりやすいといえます。そのため、基本的には特定口座を選ぶのが無難です。

2.証券口座に入金する

証券口座を開設したら、次は投資に利用する資金を入金することになります。入金手段は銀行振込など複数ありますが、利用する証券会社のグループに銀行がある場合は、振込手数料が無料になったり、即時入金が可能になったりすることがあります(同じグループの証券会社と銀行の例:楽天証券・楽天銀行、SBI証券SMBC日興証券・住信SBIネット銀行など)。

2-1.証券口座にはいくら入金すればいいのか

証券口座に入金する場合に気になるのは、「いくら入金すればいいのか」ということでしょう。基本的には自分が背伸びしない範囲内で、かつ生活に影響が出ない金額から投資を始めてみるのが良いでしょう。

株式投資をスタートできる最低投資金額は銘柄によって異なりますが、一般的には5〜10万円程度あれば購入できる銘柄は多くなり、また可能であれば30万円以上の元手があると取引できる銘柄がさらに増えるため望ましいといえます。

また、株式を購入する場合、通常は100株単位での購入と決まっていますが、「ミニ株」といって単元株の10分の1の単位から取引ができる制度などもありますので、少額投資から始めたいという場合は、それに対応している証券会社の利用を検討してもいいでしょう。

3.購入する株式銘柄を選択する

証券口座に入金ができたら、購入したい株式銘柄を選んでいく作業へと移ります。とはいえ、どの銘柄を選べばいいのか、初めのうちはよくわからないと思います。

しかし、どこかで目にしたことがあるような「優良企業の株式を購入するべき」とか「知っている企業や馴染みのある企業の株式を購入するべき」といった意見はあまり参考にしない方がいいでしょう。

というのも、短期的に株式の売買で利益を上げたいのか、株式を長期的に保有して資産運用を行いたいのか、株主優待を受けたいのかなど、株式投資を行う目的によって購入するべき株式銘柄は全く異なるからです。また、一般に優良と言われている企業や有名な企業の株式が必ずしも利益に繋がりやすいというわけではないので、投資の判断軸とするにはさらに企業研究を深堀りする必要もあります。

そのため、自分の投資目的に合わせて、どのような銘柄を購入するのが適切なのかをしっかり調べてから購入するようにしましょう。

4.注文を出して株式を購入する

購入したい銘柄が決まったら、いよいよ株式を購入します。株式を購入する場合は、入金している証券会社へ買い注文を出すことになります。株式の銘柄、購入株数、注文方法を指定して、株式購入を申し込みましょう。この注文はブラウザやアプリの取引ツール上で行うのが一般的です。

ちなみに、主な注文方法には以下の2つがあります。

  1. 成行(なりゆき)注文
  2. 指値(さしね)注文

成行注文の場合、注文を受け付けた時点の株価(最も安い売り板の価格)で株式を購入することになります。確実に株式を購入できるメリットがある反面、注文を出してから申し込みが確定するまでの間に株価が変動する可能性があり、想定しているよりも高い金額での購入となる可能性があります。

一方、指値注文では株価を指定して株式を購入することになります。例えば、株価が510円の場合に「500円以下になれば購入」といったような注文を出すことができます。

指値注文の場合、自分の希望する金額で株式を購入することができます。ただし、株価が下がらない場合は注文が確定しないため、株式を購入するチャンスを逃してしまう可能性もあります。

株式の買い注文を出す場合は、それぞれの方法のメリットとデメリットを理解してから、自分に合った注文方法を判断することが大切になります。

4-1.株式を売却する場合も方法は同じ

購入した株式を売却する場合も、基本的には購入する場合と方法は同じです。売却したい銘柄、保有している株式のうち売却したい株数、注文方法を選択して売り注文を出すことになります。

売却の際の成行注文では、注文を出した時点で最も高い価格での買い注文に対して売却が成立することになります。指値注文では、株価が指定した金額よりも高くなると売却が完了することになります。

まとめ

今回は、株式投資の始め方ガイドとして、証券会社の選び方から株式の購入方法までを紹介しました。

株式投資を始めてすぐの人なら、証券会社や購入する株式銘柄を選ぶのに迷うことも多いでしょう。その場合は、手数料の安さや得られる投資情報の濃さといったポイントから証券会社を選んでみること、また焦らずに投資の目的をしっかりと固めた上で慎重に購入する銘柄を選ぶことを意識しましょう。

本記事を参考にして、自分に合った投資ができるよう準備を進めていきましょう。

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山本 将弘

山本 将弘

フリーランスWebライター。マーケティング、金融、就職・転職、スポーツ、インテリア、ペットなど、幅広いジャンルの記事を執筆。それぞれテーマに対して、できるだけわかりやすく解説することをモットーとしている。将来に備えとリスクヘッジのために、株式・不動産など「投資」に関する知識と情報の収集に奮闘中。