スマホで簡単に投資できるサービスは?スマホ投資のポイントや注意点も

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以前まで投資といえばややハードルの高いものでしたが、最近は一般の個人投資家への情報提供が増え、身近な存在となりました。特に最近はスマートフォンで投資ができる便利なサービスが注目されており、株式投資などの資産運用を誰でも気軽に始められる状況になっています。

そこで、この記事では初心者からプロの投資家にまで活用されているスマホで始められる投資サービスをご紹介しますので、興味のある方は参考にしてみてください。

目次

  1. スマホで投資が始められるサービス
    1-1.1万円から始める国際分散投資・ロボアドバイザー「WealthNavi」
    1-2.100円から株が買えて100万円以下まで購入手数料無料、dポイント投資もできる「日興フロッギー」
    1-3.成長性の高い未公開株に少額から投資できる「ファンディーノ」
  2. スマホで投資する際の注意点
    2-1.時間のメリハリをつける
    2-2.投資についてよく勉強することが必要
    2-3.使いやすいアプリを選ぶ
  3. まとめ

1 スマホで投資が始められるサービス

最近はスマートフォンで始められる投資サービスが続々誕生し、人気ジャンルのひとつとなっています。中でも手軽で便利な投資サービスは次の通りです。

1-1 1万円から始める国際分散投資・ロボアドバイザー「WealthNavi」

ロボアドバイザーとは、オンライン上で資産運用プランの提案や、資産運用の一部自動化を行うサービスです。海外の様々なETFに投資することでリスクを分散し、初心者でも気軽に長期・積立・分散投資を行うことができるようにしています。

WealthNavi(ウェルスナビ)

ウェルスナビ(Wealthnavi)ウェルスナビ株式会社が提供する「WealthNavi(ウェルスナビ)」は、運用者数36万人(2023年3月31日時点)、預かり資産9000億円を達成(2023年7月4日時点)している大手ロボアドバイザーです。

WealthNavi(ウェルスナビ)のアプリでは、年齢や年収といった診断結果に基づき自分に合った運用スタイルについて提案を受けることができます。また、最適なポートフォリオを自動で構築できたり、24時間365日、WealthNavi(ウェルスナビ)の口座に入金できたりもします。

実際の運用ではETF(上場投資信託)を通じた国際分散投資が自動的に行われています。国際分散投資はリスクヘッジに有効ですが、初心者には高度な投資手法なので、それがスマホアプリから手軽に行えるのは大きなメリットといえるでしょう。

手数料は預かり資産の1%(現金部分を除く、年率・税込1.1%)。3000万円を超える部分は0.5%(現金部分を除く、年率・税込0.55%)となります。口座開設から入出金、売買手数料や為替手数料といった各種取引にかかる手数料は無料です(金融機関への振込手数料は別途必要)。加えて、WealthNavi(ウェルスナビ)を利用する期間が長いほど、手数料の割引が行われるのも特徴です。

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1-2 100円から株が買えて100万円以下まで購入手数料無料、dポイント投資もできる「日興フロッギー」

スマホで少額から簡単に株に投資できるサービスも増えています。SMBC日興証券が提供する日興フロッギーというサービスについて見てみましょう。

日興フロッギー

dポイントで株式投資ができる「日興フロッギー」

SMBC日興証券の投資初心者向けサービス「日興フロッギー」の証券口座とNTTドコモが発行する本人認証用ID「dアカウント」を連携し、dポイント100ポイントから、日興フロッギーと同じ約3700銘柄の国内株式・ETF(上場投資信託)の購入代金に充当できるため、「現金での投資はハードルが高い」と感じている方も株式投資を始めやすくなっています。

利用条件はdポイントクラブ会員で、SMBC日興証券で総合証券口座を開設していることで、利用開始には、日興フロッギーでdアカウントを連携する必要があります。

1-3 成長性の高い未公開株に少額から投資できる「ファンディーノ」

株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO(ファンディーノ)」上場されていない会社の株式を個人が購入する機会はなかなかありませんが、成長力のある企業に投資できれば高配当も期待でき、上場すれば大きなキャピタルゲインを得ることも可能です。このような未公開株を株式クラウドファンディングという手法で購入できるようにしてくれるのが「ファンディーノ」です。

ファンディーノでは、資金調達をしたい企業が非上場株式を発行し、インターネットを通じて多くの人から少額ずつ資金を集めます。投資家は、成長性が期待できる事業を行っている企業の株式を購入することで、その事業を支援することができます。

ファンディーノでは累計成約額が96億円を超え、現在は12万人以上のユーザーがいます(2023年4月時点)。サービスへの登録は無料で、少額からの投資も可能なため、気軽に始めることができます。

なお、投資案件はファンディーノによる厳しい基準をクリアしたプロジェクトのみとなります。将来性のある事業やリターンの期待できる事業のほか、プロの投資家も案件に参加していることもあります。エンジェル税制の対象企業もあるので、所得税の優遇措置を受けられる場合もあります。

ただし、事業をしっかりと保護し育てることが目的であるため、登録の条件として投資家にも一定の投資経験や金融資産を保有していることなどが求められます。

一方、リスクとしては非上場株式のため換金性が低いことや、元本や配当金の保証がないことなどが挙げられる点から、投資初心者には難しい面もあります。そのためハイリターンの投資や、投資を通しての社会貢献に興味がある方に向いたサービスといえます。

2 スマホで投資する際の注意点

スマホはいつでも手軽に使えますが、投資を行う上ではその利点がデメリットになる場合があります。スマホ投資ならではの注意点について紹介します。

2-1 時間のメリハリをつける

スマホは時間や場所を問わず利用できるため、資産の状況確認やトレードが頻繁かつ長時間になることも想定されます。そのために普段の生活や仕事に悪影響が出る可能性も少なくありません。特に、テレビや食事などの時間の「ながら投資」や、また夜遅くや朝早くのトレードには気をつけましょう。

また、スマホで利用できるサービスは取引手数料などが無料の場合も多く、そのため取引数が多くなったり、「もう一件だけ」と思っているうちに没頭しすぎたりすることにも注意が必要です。正しい投資判断のためにも時間のメリハリをつけて投資をするように心がけましょう。

2-2 投資についてよく勉強することが必要

ロボアドバイザーや積立式の投資信託などは一部運用を任せっぱなしになることもありますが、投資について勉強する必要がないわけではありません。

しっかり勉強しておいてこそ、リスクを事前にわかって投資の方向性の検討・判断ができ、現在の投資方法についても適切かどうか診断することが可能になります。便利で手軽な投資アプリで資産運用ができるとしても、あくまで投資は自己責任となるため、損失が発生し元本割れとなる可能性にも留意しましょう。

2-3 使いやすいサイトやアプリを選ぶ

スマホを使った投資サービスでは、自分に合った使いやすいサイトやアプリを使うことも大切です。簡単で気軽なことがスマホ投資の特徴ですが、その反面、画面が小さいために誤読や操作ミスも起こりやすく注意も必要です。

また、多機能でも操作が複雑になるとそれだけ売買取引に時間がかかることもあります。自分が見やすく、操作しやすいUIで、必要な情報や機能が絞り込まれたアプリを選ぶようにしましょう。

3 まとめ

スマホアプリで投資できる便利なサービスが増え、以前よりも資産運用が身近に行えるようになっています。ただし、投資では自分の求める投資スタイルや、投資商品の特徴、およびリスクや注意点を十分に検討した上でサービスを選択することが大切です。

特に投資初心者の方にとっては元本割れが精神的な負担となることもあります。そのため、まずはできるだけ少額から始めるなど、長く続けやすい運用スタイルを選ぶのがおすすめです。

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HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム

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