海外旅行におすすめのクレジットカード7選、マイル還元率や特典など徹底比較

海外旅行では、様々な場面で利用できるクレジットカードが必需品となっています。しかし、クレジットカードには、旅行保険が付くタイプから年会費無料のものまで様々な種類があるため、自分に最も合うカードがわからないという方も多いのではないでしょうか。

2021年現在、現在は新型コロナウイルスの影響で旅行などが難しい状況ではありますが、「状況が落ち着けばいずれは海外旅行を楽しみたい」と考えている方もいると思います。そこでこの記事では、海外旅行が好きな人や海外に行く機会のある向けに、クレジットカードの選び方のポイントや海外旅行向けのカードについて詳しくご紹介するので、参考にしてみてください。

※この記事は2021年1月12日時点の情報に基づき執筆しています。最新情報はご自身にてご確認頂きますようお願い致します。
※本記事は情報提供を目的としており、特定クレジットカードへの申込を勧誘するものではございません。申込に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. 海外旅行に便利なクレジットカードを選ぶポイント
    1-1.海外旅行傷害保険・盗難補償
    1-2.決済手段の多様性
    1-3.国際カードブランド
    1-4.年会費
    1-5.付帯サービス・特典
  2. 海外旅行に便利なクレジットカード7選
    2-1.アメリカン・エキスプレス・カード
    2-2.JALカード
    2-3.楽天プレミアムカード
    2-4.JCB CARD W
    2-5.エポスカード
    2-6.ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
    2-7.アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード
  3. まとめ

1 海外旅行に便利なクレジットカードを選ぶポイント

海外で利用できるクレジットカードは豊富にありますが、ショッピングや万が一の時に備えた以下のような機能や特典を重視して選ぶことがポイントです。

1-1 海外旅行傷害保険・盗難補償

海外ではテロや戦争のような大きな問題に巻き込まれる可能性がゼロではありません。また、盗難などの問題も頻繁に発生します。留学やビジネスなど、ある程度の期間の滞在が見込まれるケースでは、旅行中の事故やケガ、病気などにも十分な注意が必要です。

こうした場合に備え、海外旅行傷害保険や盗難補償が付いたクレジットカードを選ぶことがポイントの一つ目です。持ち物などを考慮し、多めの金額を補償してくれるものだと助かります。

保険金額が大きいものは年会費も高くなる傾向がありますが、万が一の時に備えることも大切です。また、国内の保険会社が保険対応をしてくれるカードなら緊急時もスムーズなやりとりができます。

1-2 決済手段の多様性

日本でもキャッシュレス決済の導入が進む一方で、海外ではすでに電子マネーによる決済やタッチレス決済、アプリ決済が普及している国もあります。手持ちの現金を最小限で済ませることができると、盗難時のリスクも減り、管理も楽になるのがメリットです。現金がない時に両替に行く手間も省けます。

クレジットカードは様々な場所で利用できる決済手段ですが、利便性を考える場合、タッチ決済などにも対応できるカードがあると移動時にも便利です。国内外の交通機関で便利に使えるカードや、アプリと連携できるカードなどもあります。

1-3 国際カードブランド

世界的な国際カードブランドは、JCB、VISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレス、ダイナーズクラブの5つです。これらの国際ブランドのカードを持っていると、多くの場所でカード決済が可能です。ただし、国やお店によって使えるカードブランドには若干の違いがあるため、海外に行く際には複数のカードを持っていく人もいます。

中でもVISAやマスターカードは海外で利用可能な店舗も多いので、手持ちのカードに1枚は入れておくと便利です。

1-4 年会費

クレジットカードは年会費が無料のタイプから数万円の年会費が必要なものまで様々です。年会費が無料の場合、審査も比較的通りやすいため、学生や主婦などでも通りやすくなっています。しかし、クレジットカードとしての機能がやや劣ることもあるため、長期間の海外滞在をする場合、力不足を感じる場面もあります。

一方、基本的に年会費の高いクレジットカードは、付帯サービスが豊富だったり、ポイント還元率が高く設定されていたりするため、ある程度のクレジットカードの利用額があればそれほど年会費が気になることはないでしょう。

1-5 付帯サービス・特典

付帯サービスや特典内容は、クレジットカードを選ぶ際の重要なポイントの一つです。特に海外旅行では大きな金額が動きやすいので、ポイントやマイルの還元率によってメリットも大きく変わってきます。

海外旅行に向いているのは、国内の買い物などにポイントを使えるカードより、海外でのホテルや航空券などに使えるポイントやマイルの還元率が高いカードです。国内では使い勝手が悪いこともありますが、その分、高還元率のカードが多くなっています。

また、空港のラウンジが利用できるカードは、飛行機の待ち時間を快適で楽しいものにしてくれます。旅のコストを下げるためにも使えるほか、旅の思い出にちょっと贅沢な時間を作るためにも使うことができます。

2 海外旅行に便利なクレジットカード7選

海外旅行をする際のクレジットカードを選ぶポイントを踏まえて、海外旅行で使いやすいクレジットカードを以下の通りまとめました。

2-1 アメリカン・エキスプレス・カード

海外旅行傷害保険 傷害:最高5,000万円 疾病:最大100万円
盗難補償 最大30万円 (年間100万円まで)
決済手段 クレジットカード、Apple Pay
カードブランド アメリカン・エキスプレス
年会費 13,200円(税込)
付帯サービス ポイントサービス(還元率1%)
ラウンジサービス(国内28箇所、海外1箇所)
海外ラウンジ割引サービス
手荷物宅配、空港ポーターサービス、その他

ラグジュアリーカードの一つとしても知られるアメリカン・エキスプレス・カードは海外旅行でその威力を発揮するカードです。充実した保険・補償内容に加え、決済手段としても様々な場面で活躍を期待できます。また、空港やホテルで利用できるサービスが多く、サポートデスクも海外旅行で役立ちます。

ポイント還元率は1%と控えめですが、旅行代金の支払いやマイル交換など様々な利用方法ができます。年会費3,300円でポイントの有効期間を無期限にできるほか、カード利用時の獲得ポイントを増加させる「メンバーシップ・リワード・プラス」に加入すると、ポイントの有効期限が無期限になります。

また、上位のゴールドカードやプラチナカードは、保険金や利用できるラウンジサービスやポイント還元率が増えるので、ヘビーユーザーに向いたカードとなっています。

2-2 JALカード navi

海外旅行傷害保険 傷害:最高1,000万円 疾病:50万円
盗難補償 最大15万円 (年間100万円まで)
決済手段 クレジットカード、国内系電子マネー
カードブランド JCB、マスターカード、VISA
年会費 無料
付帯サービス フライトマイルに+10%
ショッピング金額の1%をマイル還元(特約店は2倍)
マイルは特典航空券(最大6割引)と交換可能

JALカード naviは学生専用のクレジットカードで、旅行だけでなく留学などにも向いたカードです。ショッピング枠は最大30万円とやや低めですが、年会費無料で保険関係にも一通り対応しており、JALの一般カード(年会費2,200円)よりも海外旅行には使いやすいカードになっています。

マイルの還元率も高く、さらに各種のキャンペーンでマイルがプラスされていくため、JALのマイルが貯まりやすいのも特徴です。

ただし、利用できるのは18~30歳までの学生に限られ、保険が適用される金額もやや少ないのがデメリットです。海外での決済手段として短期留学や旅行の際に便利なので、大学生を中心に利用されています。

2-3 楽天プレミアムカード

海外旅行傷害保険 傷害:最高5,000万円 疾病:300万円
盗難補償 最大50万円 (年間100万円まで)
決済手段 クレジットカード、楽天Edy、楽天ポイント
カードブランド JCB、マスターカード、VISA、アメリカン・エキスプレス
年会費 11,000円(税込)
付帯サービス 楽天市場での購入金額の5~7%がポイント還元
1300箇所の海外ラウンジを無料利用可能(※要登録)

国内トップクラスのカード発行枚数となっている楽天カードシリーズは、海外旅行でも使いやすいのが特徴です。特に楽天プレミアムカードは、アメックスカードと比較して遜色ない保険・補償内容に加え、多彩なカードブランドから選択できるのもメリットです。ポイント還元率の高さやポイント利用のしやすさなども評判で、国内外を問わず様々なシーンで活躍してくれます。

また、楽天プレミアムカードでは、海外のラウンジを無料で使える「プライオリティ・パス」に無料で申し込むことができます。本来、約5万円の年会費がかかるサービスですが、楽天プレミアムカード会員なら無料です。有効期限は2年ですが、カードを継続して利用していれば再度申し込むことができます。

2-4 JCB CARD W

海外旅行傷害保険 傷害:最高2,000万円 疾病:100万円
盗難補償 最大20万円 (年間100万円まで)
決済手段 クレジットカード、Google Pay、 Apple Pay
カードブランド JCB
年会費 無料
付帯サービス ショッピング金額の2%をOkiDokiポイントに還元
ワイキキ・トロリー(ピンクライン)の乗車賃が無料
海外で利用できるWi-Fiルーターのレンタル料を20%引
海外レンタカー料金割引サービス

JCBカードの中でも年会費無料で利用できるJCB CARD Wは、海外旅行時にも便利です。利用条件には年齢制限があり、「18歳以上39歳以下」となっていますが、継続した収入があることが条件で学生に限定されたものではありません。

保険や補償内容が充実しているほか、日本のカードブランド・保険なので、旅先でトラブルに巻き込まれてもスムーズが解決を期待できます。ただし、海外旅行保険は付帯保険なので、旅行代金の決済などはカードで支払う必要があることに注意しましょう。

付帯サービスは他と比べるとやや弱めですが、ポイントは現金や商品券、Amazonポイントなどに利用できるので広く使えます。そのため、アルバイト・パートなどの人も使いやすいクレジットカードです。

2-5 エポスカード

海外旅行傷害保険 傷害:最高500万円 疾病:270万円
盗難補償 最大20万円
決済手段 クレジットカード、楽天Edy、モバイルSuica、Apple Pay
カードブランド VISA
年会費 無料
付帯サービス ショッピング金額の1~10%をポイント還元(店舗による)
特約店で割引を受けられる

エポスカードは、百貨店などで知られるマルイグループが発行するクレジットカードです。年会費無料ですが、旅行時の疾病や盗難に関する補償が充実している点が大きな特徴です。

グループで多くの百貨店やエンタメ店舗を持つマルイなので、特約店では数々のお得なサービスを受けることができます。HISや日本旅行での旅行申し込みにエポスカードを使うとポイントが3~5倍になります。

また、エポスカードは上位のゴールド(年会費税込5,000円)やプラチナ(年会費税込30,000円)を利用すると、さらにポイント還元率が高くなり、保険の補償や海外ラウンジなどのサービスも充実します。国内外を問わずにクレジットカード利用が多い場合に役立つカードです。

2-6 ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

海外旅行傷害保険 傷害:最高1,000万円 疾病:270万円
盗難補償 なし
決済手段 クレジットカード、PASMO
カードブランド JCB
年会費 2,200円(税込)
付帯サービス ポイントorマイル還元(還元率0.5~1.0%)

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は、ANAとPASMOの両方の機能を備えた一体型のカードです。クレジットカードの機能やサービスとしては目立った特徴はないものの、マイル・クレジットカードのポイント・メトロポイントの3種類のポイントをこの1枚で貯めることができます。

電子マネーとして駅や自動販売機で決済できるほか、PASMO定期券も登録できるため、1枚あれば様々な場所を自由に移動することができるため、金額やポイントだけではない「移動の快適さ」を提供してくれるカードです。特に東京近辺に住んでいる人にとってはその利便性の高さを発揮してくれます。

2-7 アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード

海外旅行傷害保険 傷害:最高5,000万円 疾病:100万円
盗難補償 最大30万円(年間100万円まで)
決済手段 クレジットカード
カードブランド アメリカン・エキスプレス
年会費 11,000円(税込)
付帯サービス ポイントサービス(還元率1~3%)
ラウンジサービス(国内28箇所、海外1箇所)
海外ラウンジ割引サービス
手荷物宅配、空港ポーターサービス、その他

アメックスカードの中でも、スカイ・トラベラー・カードは海外旅行が多い人に向いたカードです。アメックスカードの基本的なサービスに加えて、ANAやJALを含む対象航空会社27社のウェブサイトから航空券をカードで購入した場合、付与されるポイントが3倍になります。

また、ポイントの有効期限も無期限になり、その他にも様々な場面でポイントのボーナスが付くようになるため、ポイントが早く貯まります。

アメックスのポイントはマイルや旅行代金の支払いなど様々なボーナスに利用できるほか、ポイントが貯まれば贅沢な商品やイベントと交換することも可能です。年会費は少し高くなりますが、スカイ・トラベラー・カードは旅行を楽しみたいという人に向いた一枚です。

まとめ

海外旅行時のクレジットカードは、決済手段としてだけでなく、事故や病気、盗難などの際の安全を確保するための手段でもあります。また、海外で急に現金が必要になった際はキャッシングにも利用可能です。

そのため、国内のカード選びのようにポイントの還元率や利用しやすさを重視するのではなく、海外用としてのポイントを重視して選ぶことが大切です。審査や年会費は必要になりますが、利用できればメリットも大きくなるので、カードの利用機会が多い人は上位カードも含めて検討してみてはいかがでしょうか。

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HEDGE GUIDE 編集部 クレジットカードチーム

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