不動産一括査定サイトはどこがおすすめ?大手5社の特徴を比較

不動産一括査定サイトは、複数の不動産会社に効率良く査定を依頼できるため、スムーズな不動産売却につなげることができます。

しかし、各不動産一括査定サイトによって登録されている不動産会社や、サービスの特徴が大きく異なるため、それらの違いを把握した上で利用することが重要です。

この記事では、不動産一括査定サイトはどこがおすすめなのか、主要5社の特徴を比較します。

目次

  1. 不動産一括査定サイトの主要5社を比較
    1-1.大手不動産会社に査定を依頼できる「すまいValue」
    1-2.リクルート運営の大手ポータルサイト「SUUMO(スーモ)」
    1-3.最大10社に査定依頼が出せる「リガイド(RE-Guide)」
    1-4.提携社数が多く中小まで広くカバーしている「LIFULL HOME’S」
    1-5.日本初の不動産一括査定サイトで実績も豊富「HOME4U」
  2. まとめ

1.不動産一括査定サイトの注目の5社を比較

不動産会社によって不動産売却における販売力や提案力、得意な物件の種類は異なります。希望の条件や価格、タイミングで不動産を売却するためには、より良いパートナーとなる不動産会社を探すことが大切です。

そのため、1社だけでなく複数社に不動産査定を依頼し、複数社の査定結果や査定の根拠を比較し、売却を依頼する不動産会社を慎重に検討する必要があります。

不動産一括査定サイトでは、物件情報を一度入力するだけでサイトに登録している複数の不動産会社の査定を受けられるため、手間と時間を省くことが可能です。

しかし、不動産一括査定サイトの数は多く、その中から自分に合う不動産一括査定サイトを見つける必要があります。不動産一括査定サイトを利用する際は以下の3つの点に注意が必要です。

  • 悪徳業者が登録しているサイトの利用は避ける
  • 査定額が高い場合、査定根拠を確認する
  • 登録社数が多い不動産一括査定サイトを選ぶ

これらの注意点を踏まえて、運用実績が長く、登録者数が多い一括査定サイトとして注目の5社をピックアップすると以下の通りです。

主な不動産一括査定サイト

サイト名 運営会社 特徴
すまいValue 不動産仲介大手6社による共同運営 査定は業界をリードする6社のみ。全国900店舗。利用者の96.3%が「安心感がある」と回答
SUUMO(スーモ)不動産売却 株式会社リクルート 大手から中小企業まで約2,000の店舗と提携。独自の審査基準で悪質な不動産会社を排除。60秒で入力が終了し、無料査定がスタートできる。
リガイド(RE-Guide) 株式会社ウェイブダッシュ 17年目の老舗サイト。登録会社数900社、最大10社から査定を受け取れる。収益物件情報を掲載する姉妹サイトも運営、他サイトと比べて投資用マンションや投資用アパートの売却に強みあり
LIFULL HOME’Sの不動産売却査定サービス 株式会社LIFULL 全国3826社以上の不動産会社に依頼できる。匿名での依頼も可能
HOME4U 株式会社NTTデータ スマートソーシング 全国2100社から6社まで依頼可能。独自審査で悪徳会社を排除

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それぞれの不動産一括査定サイトについて詳しく見ていきましょう。

1-1.大手不動産会社に査定を依頼できる「すまいValue」

不動産一括査定サイト「すまいValue」すまいValueは、大手に特化している不動産一括査定サイトです。

メリット デメリット
大手6社の査定を受けられる 地域密着型の不動産会社に依頼できない
利用者満足度が高い
売出中の物件の価格を確認できる

すまいValueと提携しているのは、不動産業界をリードしている三井のリハウス、野村の仲介PLUS、東急リバブル、住友不動産販売、小田急不動産、三菱地所ハウスネットの6社です。大手の不動産会社に絞って査定を依頼できるのが魅力と言えるでしょう。

また、6社で実際に売却した方に向けて行われたアンケートでは、利用者の96.3%が「安心感がある」と回答(※2019年4月1日~2022年1月31日にすまいValueで媒介した顧客を対象に行ったアンケート結果)しており、初めて一括査定サイトを利用する方も安心して利用できます。

すまいValueは売り出し中の物件価格をエリア・間取り・専有面積ごとに確認できるため、査定結果を得る前におおよその価格を知ることができるのが魅力です。

しかし、査定を依頼できるのが大手6社に限定されており、地域密着型の不動産会社には査定を依頼できない点には注意が必要です。

1-2.リクルート運営の大手ポータルサイト「SUUMO(スーモ)」

SUUMO不動産売却SUUMO不動産売却は複数の不動産会社へ査定依頼ができる、株式会社リクルートが運営する不動産一括査定サイトです。不動産会社での査定は全て無料で受けることができ、売却するかどうかは査定依頼の後で決めることが可能となっています。

メリット デメリット
SUUMO独自の審査基準を通過した2,000社に依頼できる 不動産の種類は「マンション」「一戸建て」「土地」と少ない
大手会社・地域密着会社の両方に査定を依頼できる 査定候補先に同じ会社の別の支店が表示される

SUUMO売却査定で査定を依頼できる不動産会社は、全国の約2,000店舗です。特に注目したいのが、「大京穴吹不動産」「長谷工の仲介」「三菱UFJ不動産販売」などの大手企業や、中堅および地場の小規模事業者など規模に関わらず幅広い不動産会社を網羅している点です。つまり、全国組織の大手企業や、地域に強い中小企業のどちらにも査定してもらえるため、異なった角度からの意見を聞けるメリットがあります。

また、数多くの企業と取引実績がある同社では独自の審査基準において悪質な不動産会社が排除されています。最終的な判断は売主自身が行う必要はありますが、多分野の業界で実績のあるリクルートの審査基準をクリアした業者のみ提携しているという点は、利用者にとってメリットと言えるでしょう。

1-3.最大10社から不動産査定が受けられる「リガイド(RE-Guide)」

リガイド(RE-Guide)リガイド(RE-Guide)は、他社サイトより1回で依頼できる最大査定依頼数が多いというメリットがある不動産一括査定サイトです。

メリット デメリット
老舗サイトで査定精度が高い 不動産会社とのやり取りが負担になることも
最大10社に査定依頼できる

2006年にSBI不動産一括査定としてサービスを開始してから15年目の実績を誇る老舗の不動産一括査定サイトです。査定時の入力項目が他社サイトよりも多いですが、査定精度が高いため、査定結果と実際の売却価格の乖離を抑えられるというメリットがあります。

1回の査定依頼で最大10社の査定を受けられるため、それらの不動産会社にヒアリングを慎重に行っていけば、より自分の目的に合った不動産会社を見つけやすいと言えます。

ただし、10社に査定依頼が出せるということは、査定依頼を出した数だけ不動産会社とやり取りをしなければならない点がデメリットとなります。営業担当者とのコミュニケーションの手間を含めて、しっかり検討をすると良いでしょう。

1-4.提携社数が多く中小まで広くカバーしている「LIFULL HOME’S」

LIFULL HOME'Sの不動産売却査定サービスLIFULL HOME’Sは、国内最大級の不動産ポータルサイトが運営している不動産一括査定サイトで、提携社数の多さが魅力です。

メリット デメリット
東証プライム上場企業なので信頼度が高い 提携会社に大手不動産仲介会社は少ない
登録不動産会社数は3,700社以上

LIFULL HOME’Sは東証一部の上場企業で、個人情報保護に関するISMSを取得しているため、査定を依頼した不動産会社以外に個人情報が漏えいされるリスクは非常に低いと言えるでしょう。

LIFULL HOME’Sの提携社数は、全国3,754社(2022年10月時点)です。大手だけでなく地域密着型の不動産会社とも提携しているため、全国各地から幅広く査定を受けることが可能です。

提携社数が多い一方で、提携会社の割合として大手不動産会社よりも地域密着型の不動産会社の数が多くなります。大手不動産会社の査定を優先したい場合にはすまいvalueと並行して利用すると良いでしょう。

1-5.日本初の不動産一括査定サイトで実績も豊富「HOME4U」

HOME4Uの不動産一括査定HOME4Uは、日本初の不動産一括査定サイトで、他社サイトよりも実績豊富なのが大きな強みです。

メリット デメリット
NTTデータグループが提供している 提携社数が他社よりも少ない
日本初の一括査定サービス
悪徳会社の排除と個人情報の保護に注力

HOME4Uは、NTTデータグループが運用しており、2001年にサービスを開始してから、19年の実績を持つ日本初の不動産一括査定サイトです。

提携する不動産会社を厳選しているほか、提携後も常にパトロールを行って悪質な不動産会社を排除しており、トラブルに巻き込まれる可能性は低いと言えます。

また、HOME4Uはプライバシーマークと呼ばれる個人情報の適切な保護処置を講じている会社だけが認められるマークを取得しており、個人情報の漏洩に不安を抱いている人でも利用しやすい点もメリットと言えます。

一方で提携条件を厳しく設定している反面、HOME4Uの提携社数は約1800社となっています。他社サイトよりも提携社数がやや少ない点は、デメリットと言えるでしょう。

2.まとめ

不動産一括査定サイトは、複数の不動産会社に効率良く査定を依頼できます。しかし、不動産一括査定サイトの数は多く、登録されている不動産会社は異なるため、その中から自分の目的に合ったサイトを利用することが大切です。

この記事では、多数ある不動産一括査定サイトの中から代表的な5社をピックアップして、それぞれの特徴をまとめました。

不動産一括査定サイトの特徴をそれぞれ比較し、登録するサイトを選んでみて下さい。

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矢野翔一

矢野翔一

関西学院大学法学部法律学科卒。宅地建物取引士、管理業務主任者、2級FP技能士(AFP)などの保有資格を活かしながら、有限会社アローフィールド代表取締役社長として学習塾、不動産投資を行う。HEDGE GUIDEでは不動産投資記事を主に担当しています。専門用語や法律が多く難しいジャンルですが分かりやすくお伝えしていきます。