ウェルスナビ、預かり資産1800億円突破。AIアドバイス機能や老後資金サポート機能も

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ロボアドバイザー「ウェルスナビ(WealthNavi)」を提供するウェルスナビ株式会社が2019年10月16日、預かり資産1800億円、口座数24万口座を突破した。今年1月28日に預かり資産1200億円、以降は6月19日に1500億円、7月11日に1600億円を超え、順調に拡大を続けている。また同日、ウェルスナビにAI(人工知能)によるアドバイス機能を実装、長期投資をサポートする。さらに今秋、老後資金の資産運用に備える新機能「ライフプラン」β版もリリースを予定しており、全面的に“攻め”の姿勢だ。

AIによるアドバイス機能は、顧客の長期投資を対象とする。ウェルスナビが提供する「長期・積立・分散」のうち、特に長期投資に挫折しそうなケースにおいてAIを活用し、アドバイスを行うもの。同社は17年10月から、東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻・松尾豊教授の研究グループとAIによる資産運用アドバイスについて共同研究を進めてきた。「資産運用の分野で、これまでのAIは、投資対象となる銘柄の選択や値動きの予測が中心だった。一方、当社は顧客を理解し、長期にわたる資産運用をサポートするためにAIを活用していく」と、既存のAIサービスとの差別化をうたっている。

ライフプラン機能は、ライフイベントの中でもインパクトの大きい「退職」に着目し、退職時までに老後資金を蓄えられるようサポートする。「老後2000万円問題」以降、働く世代で高まる年金不安や退職金不安、さらに将来への資産形成ニーズに応える。①一人ひとりにとっての必要な老後資金を見える化②投資計画を提案③その進捗をトラックし、計画通りに進捗していない場合は積立額の変更や投資資金の追加などを提案するという3つのステップで、資産運用における目標達成を支援していく。

ウェルスナビは、ノーベル賞受賞者が提唱した理論などに基づいた世界の富裕層や機関投資家が利用する資産運用アルゴリズムや最先端の機能で、高度な知識や手間なしに、自動で国際分散投資を行う。ロボアドバイザーが最適ポートフォリオを作成し、感情に干渉されずに適切な資産配分の維持や、為替などのリスクの分散を図る積立投資の継続など合理的な投資行動を実現する。

中核となる技術として、特許を取得している「リバランス機能付き自動積立」や「自動税金最適化(DeTAX)」機能を擁しており、効率的・効果的な資産運用をサポートする。手数料は預かり資産の評価額に対し1.1%(現金部分を除く、年率・税込)のみ。また、資産運用アルゴリズムをホワイトペーパーで公開し、高い透明性を維持している。

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HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム

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