株式会社SBI証券は、投資信託の月間の積立設定金額が3月15日時点で200億円を突破した。2019年11月末の150億円突破後、3ヵ月半余りでの達成で、口座開設数上位5社のSBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券のうち最大級(3月16日現在、同社調べ)となる。積立設定の利用口座数は39万口座超となった。
同社は、投資信託の積立サービスを“「貯蓄から資産形成へ」の時代を拓く強力なツール”と位置付け、2006年からサービス提供を開始。最低設定金額の100円への引き下げ、保有残高に応じてポイントが貯まる「投信マイレージサービス」の導入、積立日設定の毎日・毎週・隔月など全5コースへの拡充、投信積立専用アプリ「かんたん積立 アプリ」の提供などメニューを拡充、長期の資産形成を支援する証券サービスとして顧客を獲得している。現在は国内最多水準の公募投資信託2667本を全て販売手数料無料で提供しており、投資初心者からベテランまで、幅広く利用されている。
13年3月期以降の同社の投資信託の積立サービスの設定金額および設定口座数の推移を見ると、NISA(ニーサ)制度開始からNISA口座積立設定金額、積立設定口座数とも増加、19年の“老後資金2000万円問題”後に加速化しているのがわかる。今期は第3四半期以降に特定/一般積立口座積立設定金額も急ピッチで増加している。新型コロナウイルスの影響で株式相場が急落する状況下だが、個人投資家には積立投資の機会をうかがう動きが出ており、同社の積立設定金額、利用口座数がさらに増える可能性もある。
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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム
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