株式会社SBI証券は、4月23日から特約付株券等貸借取引のウェブ受付を開始した。特約付株券等貸借取引は、株券などの消費貸借契約である「株券等貸借取引」と有価証券関連の店頭デリバティブ取引である「特約取引」を同一銘柄について同時に行う取引。また、24日からは、カスタマーサービスセンターの「口座開設サポートデスク」の土・日曜日の営業を開始した。ウェブ受付および開設サポートに特化した土・日のカスタマー対応は主要ネット証券会社で初めて。
同社がウェブ受付を開始する特約付株券等貸借取引はカバード・コール型(愛称:貸株プラス)とプロテクティブ・プット型(同:貸株ヘッジ)の2種類。貸株プラスでは貸株サービスに比べ高い利回りを期待でき、相場に動きがない場合でも特約権料(オプションプレミアムに相当)を受けとることができるため、凪相場での運用手段にもなる。貸株ヘッジでは一定の特約権料を支払うことで、満期時点で株価がターゲット価格を下回っていても特約価格で売却できるため、株価下落リスクが限定される。ターゲット価格に到達しなかった場合、 そのまま株式での返却となる。同社では「顧客が保有している株式についての新たな収益機会やヘッジ手段を提供し、資産形成の一助に」と期待を示す。
口座開設サポートデスクの土・日対応は、午前9時から午後5時(祝日、年末年始を除く)、証券総合口座開設を検討中、または手続き中の口座開設に関する問い合わせに対応する。固定電話からは0120-104-250(フリーダイヤル)、携帯電話からは0570-082-241でナビダイヤルは携帯電話から20秒11円(税込)の通話料がかかる。国際電話、IP電話は03-4330-4336。
同社はカスタマーサービスセンターにおける応対品質の向上とサービスの拡充を積極的に進めており、今年3月13日には「NISA・投信土日専用デスク」を新設、土・日の営業を開始している。週末にサポートを拡大することで、証券総合口座開設の手続きについて平日の営業時間内に時間が取れなかった顧客の満足度を高める。
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