FOLIO ROBO PROの手数料は安い?他ロボアドバイザーと比較

投資信託を始めたいけれど運用には自信がない方、投資知識に自信がない方、運用のための時間が取れない働く世代の方の間で利用者が増えているのがロボアドバイザーです。

ロボアドバイザーにはアドバイスだけをしてくれるものと、運用まで任せられるものの二種類があります。今回は、運用まで一任できる「FOLIO ROBO PRO」の手数料と他の投資一任型ロボアドバイザーの手数料を比較します。ロボアドバイザーやFOLIO ROBO PROでの資産運用を検討している方は参考にしてください。

目次

  1. FOLIO ROBO PROの概要と仕組み
  2. ロボアドバイザーに発生する手数料
    2-1.運用報酬
    2-2.組入資産の保有コスト
    2-3.入出金手数料
  3. FOLIO ROBO PROと他のロボアドバイザーの手数料を比較
  4. FOLIO ROBO PROのスタート方法
    4-1.口座開設申し込み
    4-2.口座に入金をする
    4-3.購入指示
    4-4.売却指示

  5. まとめ

1.FOLIO ROBO PROの概要と仕組み

FOLIO ROBO PROは金融機関向けのAI技術を提供している会社と協業して開発された、進化したロボアドバイザーです。FOLIO ROBO PROは、AIを活用して投資対象の評価を行う点において、従来のロボアドバイザーとは一線を画しています。

また、マーケットの動向に応じて、運用戦略を大胆に変更するので、市場の変化にも柔軟に対応可能です。月に1度、ダイナミックに投資資産の配分比率を変更します。従来のロボアドバイザーは、運用開始から1年程度は結果が出にくい傾向にありましたが、FOLIO ROBO PROでは短期投資、長期投資問わず、利益を追求しリスクを軽減できるような運用を目指せるようになりました。

FOLIO ROBO PROのサービスが提供開始となったのは2020年1月です。そのため、まだ長期の運用実績はでていないものの、バックテストでは年率換算8.5%を達成しています。バックテストとは、システムトレードの有効性を検証する手段の1つで、過去のデータを用いてパフォーマンスをシミュレーションするものです。

2.ロボアドバイザーに発生する手数料

ロボアドバイザーの利用には、運用報酬や信託報酬、入金手数料などの手数料が必要です。

2-1.運用報酬

運用報酬は、ロボアドバイザーの運営会社に支払われる報酬です。運用益ではなく、総資産に対して運用報酬が発生します。ただし、固定報酬制度と成功報酬制度を併用しているロボアドバイザーもあります。

総資産に対して運用報酬が発生するタイプのロボアドバイザーの運用報酬は、おおむね年率1%前後です。一般的な投資信託とそれほど変わらない程度の報酬といえます。

2-2.組入資産の保有コスト

ロボアドバイザーは、投資信託や上場投資信託(ETF)などを組み合わせて投資するため、それらを保有するためのコストが必要です。どのロボアドバイザーも、別途で必要となる訳ではなく、ユーザーの資産の中から自動的に支払われます。

2-3.入出金手数料

ロボアドバイザーに入金する手数料と、出金する際の手数料も確認しておく必要があります。入金は銀行口座からの振り込みが一般的です。出金も銀行口座への振り込みとなります。

3.FOLIO ROBO PROと他のロボアドバイザーの手数料を比較

FOLIO ROBO PROと他の投資一任型ロボアドバイザーの手数料を比較していきましょう。

項目 運用報酬 組入ETF、ファンドの保有コスト 入金手数料 出金手数料
FOLIO ROBO PRO 1.1%(税込、運用資産に組み入れられたETFの時価総額が3,000万円を超える部分 は0.55%) 非公開 無料(別途銀行手数料要) 300円(税込)
ウェルスナビ 預かり資産の1.1%(現金部分を除く、年率・税込。預かり資産3,000万円を超える部分は0.55%) 0.09%〜0.13% 無料(別途銀行手数料要) 無料
楽ラップ 0.715%(固定報酬型)
0.605%+成功報酬利益のうち5.5%(成功報酬併用型)
最大0.248% 無料(別途銀行手数料要) 無料
THEO(THEO+ docomo) 0.715%〜1.1%(税込) 無料 無料(別途銀行手数料要) 無料

FOLIO ROBO PROの手数料は、他のロボアドバイザーと比較して平均的な水準です。出金手数料については、他サービスでは無料ですが、FOLIO ROBO PROでは300円が発生します。

ロボアドバイザーの利用は、手数料だけを単純に比較するのではなく、リスクとリターン、使いやすさなども含めて総合的に比較する必要があります。また、利回り実績は今までの運用スタイルやパフォーマンスの参考にはなるものの、将来の運用結果を保証するものではなく、あくまで目安に留まることを理解しておきましょう。

4.FOLIO ROBO PROのスタート方法

FOLIO ROBO PROの利用条件は以下の通りです。

  • 国内在住の20歳から75歳
  • 本人確認書類が用意できること

いずれも満たしている場合は、次の手順で口座を開設します。

4-1.口座開設申し込み

FOLIO ROBO PROの公式サイトで、アカウント登録を行います。その後、口座開設画面に進み、指示に従って必要事項を入力します。

以下の本人確認書類が必要ですので、用意をしておきましょう。

1種類のみ マイナンバーカード
2種類必要 通知カード+運転免許証/パスポート
マイナンバー入り住民票+運転免許証/パスポート/保険証/年金手帳
3種類必要 通知カード+保険証/住民票/年金手帳から2つ

※氏名、現住所、生年月日が記載されていること
※運転免許証、マイナンバーカード、パスポートは有効期限内であること
※住民票は発行から6ヶ月以内であること
※保険証、有効期限付きの場合は期限内であること

4-2.口座に入金をする

銀行ATMや窓口、リアルタイム入金によって専用口座に入金します。入金が確認され次第取引が可能です。リアルタイム入金は、手続きをしたらすぐさま購入可能額に反映されます。リアルタイム入金に対応しているサービスは以下の通りです。

  • みずほダイレクトネット振込決済サービス
  • SMBCダイレクト ウェブ振込サービス
  • 三菱UFJダイレクトネット振込
  • イオン銀行 WEB即時決済サービス
  • ジャパンネット銀行 リンク決済サービス

4-3.購入指示

口座開設が完了し、入金が反映されたら購入指示が可能です。午後6時までに指示を出せば、当日中に取引が執行されます。購入可能金額は、新規は10万円、追加購入は1万円以上1円単位となります。

4-4.売却指示

FOLIO ROBO PROは、1万円以上1円単位で売却が可能です。売却できるのは、「注文中」という表示が消えてからで、おおむね注文してから3営業日以内です。全て売却するだけではなく一部だけ売ることもできます。

まとめ

FOLIO ROBO PROは、進化型ロボアドバイザーとして注目されています。運用報酬等の手数料は、他のロボアドバイザーと比較しても高水準とはいえず、ウェルスナビと同程度です。また投資一任型のロボアドバイザーため、ユーザーは購入指示を出した後に、投資方針を決めたり考えたりする必要はありません。

FOLIO ROBO PROは、従来のロボアドバイザーとは異なり、短期での運用利回りも期待できる点が特色です。コロナウイルスの感染拡大などでボラティリティが大きい市場の中でできるだけリスクを軽減しながら投資をしたい方は、この記事を参考に検討を進めてみてください。

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鈴原 千景

鈴原 千景

Webライター。内容として、わかりやすくを心掛けながら金融、不動産関係の記事を多く執筆している。日本株・米国株、投資信託、仮想通貨、ロボアドバイザーを運用中。