米国株の今後の見通しは?株価推移、注目銘柄、イベント等【2021年9月】
米国株の今後を見通すうえで、重要なポイントは利上げ時期です。米連邦準備理事会(FRB)
のパウエル議長は、注目されていた8月27日のジャクソンホール会議の席で、毎月実施している債券購入について年内に段階的に縮小(テーパリング)を始めるのが適当だとの考えを示しました。
現在、FRBは量的緩和政策として、毎月米国債を月800億ドル、MBS(住宅ローン担保証券)を400億ドル購入しています。そのため、テーパリングの開始は少なからず資本市場に悪影響を与える可能性があります。
年内のFOMCは9月23日、11月4日、12月12日に予定されています。市場ではテーパリングは11月のFOMCで決定され、12月に開始されるとの見方が有力です。
そこで今回は米国株の今後の見通し、注目銘柄の動向について解説します。