楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス「マネーブリッジ」預金残高3兆円突破

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楽天銀行株式会社と楽天証券株式会社は4月7日、 両社の口座連携サービス「マネーブリッジ」利用者の預金残高が3兆円を突破したと発表した。2020年8月に2兆円に到達してから過去最短の約8カ月で1兆円増となった。

両社は個人の資産形成・資産運用に関わるサービスの利便性向上を目的として2011年4月からマネーブリッジの提供を開始。両社の口座を持っていれば無料で申し込み可能で、 設定が完了すると楽天銀行の普通預金で年0.10%(税引き後年0.079%)の優遇金利が適用される特典や、両口座間資金の自動入出金(スイープ)機能などが利用できる。21年4月には楽天証券の「米国株式取引」サービスへのスイープ機能対応を行った。

両社はマネーブリッジをはじめ、「楽天エコシステム(経済圏)」の強みを活かした連携サービスを展開しており、楽天銀行は21年1月に国内インターネット銀行で初となる1000万口座を、楽天証券は20年12月に前年同期比35%増となる500万口座をそれぞれ突破するなど、顧客基盤を拡大している。オンラインでの取引完結が可能な金融機関である両社のサービスは場所を選ばずいつでも利用可能なため、コロナ禍における外出自粛時や新しい生活様式でも影響は少ないと見られる。

マネーブリッジは、設定すると楽天銀行の普通預金金利が年0.10%(税引き後 年0.079%)の優遇金利の適用になる。スイープ機能によって、楽天証券での取引時の不足金を楽天銀行の預金残高から自動入金、楽天証券口座にある資金を毎営業日夜間に楽天銀行へ自動出金、 出金された資金は優遇金利が適用される普通預金へ自動預け入れという、シームレスに取引を行える。また、楽天銀行の優遇プログラム「ハッピープログラム」にエントリーすると楽天証券の取引に応じて「楽天ポイント」が貯まるといった特徴がある。

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HEDGE GUIDE 編集部 投資信託チーム

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