楽天証券株式会社は12月12日、ファイナンシャルプランニングなどの資産づくりに関する資格を有する社員によるオンライン相談を提供するアドバイザーサービス「withアドバイザー」を開始した。資産づくりに関する相談や新しいNISA制度の活用方法、相続プランニングなどに対応する。
同サービスは、チャット形式でいつでも手軽に資産づくりの悩みに対する最適なソリューションを提案する「アドバイス・ベーシック(ベータ版)と、楽天証券の預り資産1000万円以上の顧客を対象とした「アドバイス・プレミアム」の2コースを提供。利用料は無料で、アドバイス後に取引する際の取引手数料やポイント進呈率など、楽天証券のネット口座での取引時と同様に利用できる。
アドバイス・ベーシック(ベータ版)では、いくつかの質問に答えるだけで、適した運用コースと適切な投資金額がわかる本サービス専用のロボアドバイザー「らくらく資産設計」を利用できる。
アドバイス・プレミアムでは、これまでネット証券では難しかった相続に関する税務相談や、不動産の売買・有効活用、保険の見直しや最適化に関する相談も、提携会社と連携して幅広くサポートする。また、ポートフォリオや専門的な知識が必要になる相続など、テーマにあわせた特別セミナーも随時開催予定。
同社は、これまで「楽ラップ」「らくらく投資」などのロボアドバイザーサービスを提供するほか、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)との連携でライフプランに沿った目標の実現に伴走可能な対面型のアドバイザーサービスも展開。今月、NISA口座数(一般・つみたて・ジュニア)が、業界最多(同社調べ)の500万口座超となった。
2024年1月から導入される新NISA制度は、非課税保有期間が無期限化されるほか、年間投資枠・生涯投資可能額が大幅拡充されるなど、資産づくりに関する相談ニーズも多様化が予想されることから、サービスを拡充した。ロボアドバイザー、チャット、オンライン面談、IFAと、それぞれのサービスの特性を活かし、資産づくりの相談に応えていくとしている。
【関連サイト】楽天証券[PR]
【関連記事】楽天証券の投資信託の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム

最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム (全て見る)
- 信用取引の金利が低い証券会社は?主要6社の買方・売方金利を比較 - 2025年1月20日
- 大和コネクト証券、信用取引の評判は?手数料や始め方、メリット・デメリット - 2025年1月20日
- 大和コネクト証券の評判は?メリット・デメリットやポイント投資サービスも - 2025年1月20日
- 株式投資型CFのイークラウド、調達支援額が累計10億円突破。25年は新たな金融商品の取扱いも - 2025年1月6日
- トランプ氏勝利で「グリーン・インセンティブは失われるが、再エネのコストは維持」。シュローダーが影響を予測 - 2024年11月7日