三井住友「Olive」を使った感想は?一括管理のメリット・デメリットやキャンペーンについても

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2023年3月より、三井住友フィナンシャルグループ(以下、SMBCグループ)は「Olive(オリーブ)」の提供を開始しました。テレビCMやSNS広告で見かけた人も多いのではないでしょうか。

アプリ上で3つの支払い方法(クレジット・デビット・ポイント払い)を切り替えられる世界初の機能を搭載した、各種金融機能を一括管理できる総合金融サービスです。今回はそんなOliveについて、実際に筆者が使った感想や一括管理のメリット・デメリットなどについて解説します。新たな金融体験に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

※本記事は2023年9月11日時点の情報です。最新の情報についてはご自身でもよくお調べください。
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。


目次

  1. 三井住友「Olive」とは
  2. 「Olive」で一括管理するメリット
  3. 「Olive」で一括管理するデメリット
  4. 三井住友「Olive」を使った感想
  5. 【2023年9月】三井住友「Olive」のキャンペーン情報
  6. まとめ

1.三井住友「Olive」とは

三井住友「Olive」とは、銀行口座やクレジットカード、景品交換やネットショッピングなどで使用できる、SMBCグループ共通のポイントであるVポイント、さらには証券・保険などの機能を、1つのアプリ上でシームレスに利用・一括管理ができる総合金融サービスです。Oliveアカウントを作成することで、利用することができます。Oliveを利用すれば、例えば以下の手続きを1つのアプリで完結させることが可能です。

  • 三井住友銀行の口座残高の確認
  • 支払いモード(クレジット・デビット・ポイント払い)の切り替え
  • SBI証券で取引・資産詳細の確認
  • 保険ポータルサイト※で商品を申し込む

※ 三井住友カードが提供する保険のプラットフォーム

支払い方法をクレジット・デビット・ポイント払いの3つからアプリ上で切り替えられる、世界初のフレキシブルペイの機能も搭載している点がOliveの大きな特徴です。

また、Oliveアカウントを作成すると、1枚のカードでキャッシュカード・クレジットカード・デビットカード・ポイント払い(プリペイドカード)の4つの機能を搭載したカード「Oliveフレキシブルペイ」が発行されます。同カードは1枚で4つの役割を兼ねるため、複数のカードを持ち歩く手間がかかりません。

なお、同カードのクレジットブランドはVisaのみです。他のブランドでは発行ができない点は知っておきましょう。

2.「Olive」で一括管理するメリット

「Olive」で一括管理するメリットは、管理の手間が減ることです。Oliveでは三井住友銀行の口座やクレジットカード・デビットカード、SBI証券口座、Vポイントを一括管理することができます。

複数のアプリで管理する場合、毎回各アプリを起動し、ログインをしなくてはいけません。パスワードを忘れた際には、都度再発行をする必要があります。加えて情報が複数のアプリに分散されているため、家計全体のお金の流れも複雑で、見にくくなってしまいます。

その点、Oliveで一括管理すれば、自身のお金の情報を1つのアプリでまとめて見える化することができます。

3.「Olive」で一括管理するデメリット

「Olive」で一括管理をすると、サービスが停止した際には、使い慣れていない他サービスへ移行をする手間がかかってしまいます。

またOliveで管理できるクレジットカードのブランドはOliveフレキシブルペイのVISAのみです。そのため、本来であれば、よりお得に買い物ができた他ブランドのクレジットカード使用回数が減少する事態も考えられます。

4.三井住友「Olive」を使った感想

実際に筆者も「Olive」を使用して、買い物をしてみました。筆者はOliveアカウントに10,000円を入金し、Vポイント1,000ポイントを獲得しました。このVポイントを使用して、コンビニで買い物をしました。

フレキシブルペイ
※図はアプリの画面より引用

Vポイントでの支払い設定は簡単で、フレキシブルペイのモードを「ポイント払いモード」にするだけです。アプリ上でスワイプするだけで、支払いモードを変更できます。そしてその状態で、カード「Oliveフレキシブルペイ」をコンビニの端末にタッチ決済すれば、買い物は完了です。筆者はカードで支払いしましたが、スマートフォンでの支払いも可能です。

支払いモードをアプリ上で、スワイプ一つで変更できるため、クレジットカードとデビットカードをそれぞれ持つ必要がなく、管理がとても手軽だと感じました。さらにOliveフレキシブルペイはキャッシュカードの機能もあることから、いつでも現金を引き出せます。とりあえず、Oliveフレキシブルペイ1枚あれば買い物には困らないと感じました。

Vポイントアッププログラム
引用:三井住友銀行「Vポイントアッププログラム

三井住友銀行では最大Vポイントが18%還元されるプログラムがあります。対象のコンビニ・飲食店(セブンイレブンやローソンなど)でスマホタッチ決済するだけでも7%のポイント還元が受けられますので、筆者も今後対象店舗では積極的にスマホタッチ決済を使用していきたいと思います。

5.【2023年9月】三井住友「Olive」のキャンペーン情報

2023年9月現在、Oliveでは最大32,000円相当のVポイントがプレゼントされる様々なキャンペーン・特典が実施されています。

貰えるVポイント
Oliveアカウントへの入金 1,000円相当
Oliveフレキシブルペイ(デビットモード)の新規利用 最大1,000円相当
Oliveフレキシブルペイ(クレジットモード)の新規入会 1,000円相当
Oliveフレキシブルペイ(クレジットモード)の新規利用 最大14,000円相当
SBI証券の口座開設+三井住友カードでの積立+株式取引 最大15,000円相当

そのほか、家族や友人に共有した紹介コード経由でOliveアカウントが申し込まれると、紹介した人・紹介された人、双方に1,000円相当のVポイントがプレゼントされる特典「Oliveアカウント紹介プログラム」もあります。

なお、筆者は個人向け送金アプリを使って、Oliveアカウントに10,000円を入金し、Vポイント1,000ポイントを獲得しました。送金には1分もかかりませんでした。キャンペーンを利用したい方は「Oliveアカウントへの入金」が最も手軽でしょう。

6.まとめ

三井住友「Olive」は、アプリ上での支払いモードを変更でき、キャッシュカード・クレジットカードなど4つの機能を搭載した「Oliveフレキシブルペイ」を利用できる、優れた利便性が特徴です。

また、開設したOliveアカウントに10,000円を入金するだけで、普段のお買い物に使用できるVポイントを1,000ポイント獲得できます。

キャンペーンもうまく活用しながら、Oliveで新たな金融体験を味わってみてはいかがでしょうか。

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庄子 鮎

証券会社および求人広告会社を経て、2019年よりフリーライターに。証券会社時代では営業職に従事し、主に株式や投資信託、債券の販売を経験。また現在、投資家でもあり、FX・日本株・米国株などへ投資をしている。"どういう表現でどこまで説明すれば、より分かりやすくなるか"を意識し、解説していきます。